2015去り行く江ノ島の夏、灯籠の夜。

18時過ぎ、日が沈む頃の時間帯。

昼の間、屋内にこもってずっと作業をしていたので、心と身体をストレッチさせようと、広い空が見える江ノ島の島内まで自転車に乗って行ってみまして。

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台風も近づいてきていて、海は荒れていて、波の音が結構大きい。

時折水しぶきが飛んでくるような勢い(マイナスイオン?)

湿った海風が案外気持ち良いと思いながら広い空を眺めていたらすっかり暗くなったので島内の灯籠を見てきました。

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ほとんどの観光客の方たちは帰り道の中、ゆるやかに坂道になっている参道を登っていくと、江ノ島の島の中、至る所に灯籠が置いてあったり飾ってあったりしていて、かなり幻想的。

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江ノ島は、季節に合わせてキャンドルアップやイルミネーションといった企画をしているけれど、今夏のこの時期は灯籠だとか。その数、全部で1,000個だって。

柔らかい光が影絵を浮き上がらせるようにして光っているのがとても優しくて良い感じ。

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江島神社入り口にある楼門も、普段から竜宮城のように見えているけど、夜の時間帯に見ると本物の竜宮城のように見えてくるから不思議。

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鳥居の朱も、昼間より鮮やかに見えるし。

昼と夜とでは、雰囲気も目に入って見えるものも全然変わって面白い。

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展望台から見える稲村ケ崎がキラキラしていて、宝石みたいだし。

f:id:coconots9:20150821223712j:plain猫の多い島だけれど、夜の猫は、どこかしら怪しく見えて。

 

江ノ島の島内夜散歩もかなり面白い。

思えば、夜のライトアップされている時間帯に江ノ島の島内を歩いた事って、今までなかったんですが、これはこれでとてもオススメです。

江ノ島は、季節に合わせていろんなライトアップ企画をしているので、随時チェックしてみるといいかもしれません。

 

江ノ島シーキャンドル情報はコチラから

↓ ↓ 

江の島灯籠2015 | 江の島シーキャンドル

 

 

 

 

 

鎌倉海の家。由比ヶ浜はタイ村フードコートがオススメ。

夏に海に遊びに行く時に大事なのが海の家。

湘南の海の家はすごくオシャレ。

食べ物や飲みもののバリエーションも多く、どこに行っても良いのですが、私が個人的に気に入っているのは由比ケ浜のタイ村。

300以上の席数があるフードコートで、そこでは鎌倉に店舗がある「タイ村889」や「バーウェンター」の本格的タイ料理の他、中華料理、インド料理、串焼き、ケバブなどのエスニックが楽しめて大勢で行くととても楽しい。

由比ケ浜海の家リトルタイランド

ちなみに由比ケ浜エリアには、イスラエル生まれのボディケアブランドSABONがプロデュースする「SABON Beach House」、アルビオンの人気プロダクトを自由に試せるシャワー&ドレッサールームとレストランスペースを備えている「ALBION BEACH HOUSE」、1975年から営業している由比ケ浜には数少ない座敷のある海の家である「かまくら茶屋」などなどいろいろなスタイルの海の家が展開しています。

由比ケ浜海の家リトルタイランド

・・・が、暑い夏には、何と言ってもタイのビール・シンハーとエスニックが良いかと!

由比ケ浜海の家リトルタイランド

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ギャラリー雑貨カフェGigi。江ノ島散歩で心安らぐ時間と空間。

江ノ島巡りをしたいからと、敬愛する先輩女性のKさんが東京からわざわざ遊びに来てくれた日。

お昼に待ち合わせをして食事しながら互いの近況報告を済ませ、いざ江ノ島巡りへ出発した早めの午後。

朱色の鳥居をくぐって見上げるのは瑞心門。

この、竜宮城を思わせる楼門をくぐって江ノ島巡りは始まるのです。

江ノ島散歩

辺津宮神社横のお堂・奉安殿には八臂弁財天と妙音弁財天(日本三大弁財天の一つとして有名)が並んで安置されているのですが、白い肌をもろに見せる裸弁財天はやわらかそうな肩のラインが妙になまめかしいw

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ノーマンフォスター設計「やぐら」のある鎌倉邸宅見学レポ

先日、鎌倉「やぐらのあるノーマン・フォスター設計の建物見学ツアー」に、ご縁あって参加して参りました!

これは「東京のちいさな美術館めぐり」という本を出版されたフリーライターの浦島茂世さんが企画してくださったものでして、参加されたメンバーの皆様はスリバチ学会、高低差学会の皆様、建築やインテリアデザインを生業となさっていらっしゃる方など完璧「プロフェッショナル」な方ばかり。

建築を見て歩くのは大好きだけれど「わー、すごいなー。きれいー。」というお子様レベル感むき出しで建築ど素人のここのつにとっては、非常にもったいない「豚に真珠で猫に小判」な一日でございましたが大変に楽しみましたのでそのレポなどさせて頂きたく!

ちなみに、ノーマン・フォスター氏について簡単に説明しますと。

氏はApple社新社屋を設計する爵位を持つ貴族で大企業を経営もするイギリスを代表する建築家。

フォスター卿の建築術と言うドキュメンタリー映画も作られていますが、氏が個人宅を設計するのは珍しく、今回の「お宅拝見」は非常に貴重な機会との事。(当然ですが、通常個人宅には家主さんが住んでいるので、空き家でない限りゼッタイに見ることは叶わないという制限もあります) 

また、この扇が谷にあるこの場所についてですが、中世には無量寺があり、次には名刀工・正宗の血を引く刀工綱廣の屋敷が、さらに大正時代には三菱財閥岩崎小弥太の別荘が建ち、2000年にはセンチュリー財団がノーマン・フォスターに依頼した個人住宅を建設したという平民には足を踏み入れる事はほぼ叶わない歴史を持つ土地とのことでした。また、敷地内にはたくさんの「やぐら」があるというのも大きな特徴でもあります。

※やぐらとは・・・

やぐらは鎌倉の周辺にある鎌倉時代中期以降から室町時代前半にかけて作られ、または使用された横穴式の納骨窟または供養堂である。 現在では風化で苔むした洞穴にしか見えないが、建立当時の内装は豪華である。

(by Wikipedia)

現在はいろいろな経緯を経て鎌倉市に寄贈されており、今秋には改築工事に着工し、来年2016年の秋には「鎌倉歴史文化交流センター」として一般開放されることになるそうです。

当然ながら、一般解放されるためにはバリアフリー化を含め様々な改築をしなければならないので、現在のように個人が「住まい」として利用していたままの状態を見る事もこの秋までの限定となります。(鎌倉市民を対象に担当部署といろいろな条件が合う場合に見せてもらえるとのこと。)

 

・・・と、ウンチクはこれくらいにして。

まずは外観。

ノーマンフォスター建築 鎌倉やぐらのある住宅

これ、個人宅なんですね、はい。

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鎌倉ラカポシ。お花と食事から癒しと元気が貰えるカフェ

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

鎌倉・御成通りにあるカフェ、ラカポシ(Rakaposhi)。

ここは「フラワーカフェ」と言われるように、花屋さんとカフェが併設されている癒し空間。

御成通りは、人の流れも適度に落ち着いている上に、個性を上手に表現しているお店が多いので、ぶらぶら散歩をするのにはちょうど良い通りなんですよね。

そこに、お散歩で立ち寄るのにぴったりな「お花屋さん」と「カフェ」が併設されているなんて、まさに「鎌倉をお散歩途中に立ち寄り必須カフェ」なのではないでしょうか。

お店の軒先に並べられていたり店内にあるお花はすべて「商品」ですが、それを自分の部屋にいるような気分の場所でお花を横に感じながらお食事やお茶、スイーツが頂けるのは本当に贅沢というものです。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

今回はランチを頂きに行きました。

およそ8〜9種類のランチメニューが常時用意されているようです。

平日だとコーヒーか紅茶まで頂けて1,080円。なんて良心的。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

店内は、外からの光が柔らかく差し込んでちょうどよい明るさ。

インテリアの机と椅子がどれも良い味を出しているので、どの席に座ろうかなーと悩むのも楽しいです。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

この時は多少早めの時間に入ったのである程度好きな席を選べましたが、基本的にいつもほどよく満席な感じ。とは言っても、テーブル間の距離に適度なゆとりがあるので「混んでいる」印象は全然感じないのですが。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

真正面にお花を眺められる席に座りました。この眺め、素晴らしいですよね。

席から向こうのお花までの間にテーブルが置かれていないのが嬉しいです。

眺めを遮らないように配慮してくれているのかな。

さて、ランチ。悩みに悩んで、おススメでもあると言う「牛スジの濃厚ハヤシライス」を注文しました。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

牛すじがトロトロに煮込まれているし、ところどころにセロリの柔らかい歯ごたえと香味が感じられてとても美味しかった。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

BGMはゆったりめのジャズ。

お花と音楽と時間をかけて煮込まれたカレー。

こういうものを一緒に味わえる時間、本当に大事にしたいですね。

また、このお店のインテリアなんですが「棚使い」がとても上手な印象があります。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

いろんな所に「棚」が渡してあるのですが、それぞれに小物が上手にあしらわれているのが良いリズム感だな、と。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

そして、個人的な感想ですが、このお店の一番の特等席はコチラの席かと。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

窓際で明るくて、自由に手に取れる本が横にあって、外の往来も店内のお花も同時に眺められるのって、素敵じゃないですか?

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

この二人席も、いい感じですよね。椅子は教会の椅子のアンティークなのかな?

ちなみに、こちらの左手には厨房があって、小さなカウンター席もあるんです。

調理中のマスターの「良し!」と言う気合いのある言葉が時折聞こえてくるんですが(笑)、全体的になごみ女子系空気感が流れている店内にささやかに体育会系男子な気合いを感じる瞬間でもありますw

(話は反れますが「ラカポシ山」とは、パキスタン・カラコルム山脈の主峰の名前だそうなんですが、もしかしたらここら辺に体育会系マスターの関係が何かあるのかもと勝手に推測してしまいました。)

さて。食後にはコーヒーをお願いしました。小さな生チョコがついて来ました。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

角砂糖は、わすれな草に、レンゲソウ。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

とても良いお店です。一人で行っても、女子2人で行っても、カップルで行ってもそれぞれの時間が楽しめます。

そして、帰りに小さな花束をお土産にするのも良いですよね。優しい感じの花束を作ってくれそうです。

鎌倉ラカポシ(Rakaposhi)

 【フラワーカフェ・ラカポシ(Rakaposhi)】

鎌倉市御成町2-12

0467-55-8922

ランチ 11:00~14:30

カフェ 14:30~19:00

火曜定休

関連ランキング:カフェ・喫茶(その他) | 鎌倉駅和田塚駅由比ケ浜駅

 

【鎌倉腰越お引っ越し記念の街紹介】満福寺散歩〜グルメまで

先日のブログでお伝えした通り、約一年、藤沢・片瀬江ノ島の住人だったワタシが、一転して鎌倉・腰越住人になりまして。

となると、まずは鎌倉・腰越のご紹介をしたくなるのが人情と言うもので、はい。

 

腰越は、鎌倉の西の入り口。

鎌倉街道の宿場町、そして漁業の村として古くから栄えていたようです。

鎌倉のあちこちに源氏の物語は伝わっていますが、源氏の歴史に見ても腰越は外せない場所らしく。

源義経がお兄さんの頼朝から面会を許されずに待機させられていたのがこの腰越にある満福寺なんですね。

ここには、義経がしたためたというかの有名な「腰越状」の下書きが今も残され、弁慶ゆかりの品々が多く残されています。

ちなみに、腰越駅周辺は江ノ電とクルマが並走する電車みち。

クルマや自転車と江ノ電が譲り合う光景が見られる貴重なエリアでもあります。

鎌倉腰越

また、この腰越駅。

江ノ電3両分の長さしかホームがないため、4両目に乗ってると駅で降りられないハメになるので要注意でもあります。(事前に車内アナウンスはされるけどね。)

鎌倉腰越満福寺

そして満福寺は、江ノ電の腰越駅を降りてから七里ケ浜の海の方へ向かって歩いた先、左側にあります。

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