逗子の本格沖縄ごはん「くくるやー」石焼きミックス丼はボリューム満点・アツさも満点
本物の沖縄料理が味わえるお店として逗子に知られる「くくるやー」。
今日のお昼はどこに行こうかなーと思い浮かんだのがここ。
というのも、逗子美味しいもの情報で沖縄料理の名店としてよく名前が出るからなんです。
最寄りは、京急線新逗子駅、徒歩2分。(逗子駅からなら徒歩7〜8分でしょうか)
京急線の踏切を超えた先、逗子文化プラザ(図書館)の斜め前にあります。
私が着いた時は、「満席です」という札が階段に置いてあったのですが、あきらめかけたその時、なんとマスターが降りてこられまして、カウンターなら座れますよ、と。
なんてラッキー!タイミング良し!! えぇ店やー!
通された席に座ると、目の前にはたくさんの泡盛が。
夜も良さげな匂いがプンプンします。
メニューの表紙にもありますが、お店の名前の「くくる」とは、沖縄の方言で「こころ」を意味するとのこと。
なんか、わかります。
入りやすい空気感があるお店。そんな印象を受けます。
私が座ったカウンター席の一つ隣には、初老の女性がお一人でお昼ご飯を召し上がりにいらっしゃっていて、その自然な雰囲気から常連さんなんでしょうね。
ランチメニューを見るとラフテーやソーキが美味しそうなので、石焼ミックス丼(スープ付き)をオーダーしました。
ご飯は白米とジューシー(炊き込みご飯)から選べるそうで。
ジューシーは好きなんですけど、ソーキ(豚バラ軟骨の煮込み)とラフテー(豚三枚肉の煮込み)に合わせるならやっぱり白米かな、と。
で、出てきたのがこちら、ミミガーともずく、そしてお吸い物。
紅生姜が合うので、どうぞ、と。
それよりですね、写真では伝わりにくいんですが、この器が思いっきり「石焼き」で。
そう、熱いです。むっちゃ、ジュージュー言ってます。
素手で触ったら火傷します。危険です。
そして、小鉢のソースをじゃーーっとかけるんですけど、すごい音をたててハジけるんですよ、あつい石焼きどんぶりの熱で。
そりゃもう甘辛で香ばしい匂いが立ち込めて、やばいです。
そして、あっという間に「おこげ」もできたりして。
ちなみに、スプーンで混ぜるまで全然気づきませんでしたが、大量の刻み海苔の下には温泉たまごが隠れてます。
とろりと流れ出た黄身がラフテーの甘辛と調和しておいしぃぃぃぃ。
食べ終えてお会計を待つ間にお店の置き物を見ていたら、スタッフの女性が「沖縄がお好きなんですか」と聞かれまして。
実は私の知人が沖縄の瀬底島に移住したご縁で、沖縄には最近何回か行っていること、そして、土地の雰囲気とても気に入ったことなどをお話ししたんです。
そうしたら、先のお隣の女性は恩納村にしょっちゅう行かれていると言うことで、その方も交えてしばし沖縄話で盛り上がり。
ローカルって、こうやって繋がっていくんですよ。
そして逗子ローカルと沖縄ローカルがさらに繋がっていって、面白いですよねぇ。
ちなみに、こちらでは「ゆんたくライブ」「ゆんたく会」がちょくちょく開催されているそうです。
「ゆんたく」とは沖縄で「おしゃべり」という意味。
のんびりおしゃべりが程よく似合う場所、ですね。
くくるやーさんでお食事した後は、逗子の鎮守「亀岡八幡宮」さまにお参りしてきました。
社殿の前に座る亀たちの表情が人懐っこいんですよ。とても好き。
逗子のゆるさと沖縄のゆるさの両方をほどよく満喫できるランチ〜お参りコースとしてオススメです。
【沖縄ご飯 くくるやー】
■住所:逗子市逗子4-1-21 2F
■電話&FAX: 046-802-0996
■営業時間:
ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー 17:30〜23:00 (L.O.22:00)
平日(水曜以外)、祝日、祝前日10:00-16:00 土日:10:00-18:00
■定休日 : 火曜日、第三水曜日(第三水曜は変更あり)