鎌倉ミルクホール。Jazzと共に一番人気のハヤシライスを味わう

雨が降る寒い冬の日。

ジャズがかかるお店でお昼を食べたくなり、ミルクホールに行く事に決定。

鎌倉ミルクホール

鎌倉小町通を進んで左に入った小道にあります。

1976年にオープンしたというのだから、約40年。

店内は大正ロマン、昭和初期の香りでいっぱい。

鎌倉ミルクホール

この場所は小さな図書館になっているとの事。

隠れ家的な場所があちこちに作ってありますけど、こんな雨の日は、ストーブで温かい店内でほんわかしながら、こっそりした所に隠れて絵本や小説を読みふけりたい。

鎌倉ミルクホール

白い壁、焦げ茶のテーブルと椅子、あたたかな光のライト、そこかしこに置かれるアンティークの小物や本の調和が心地よいです。

鎌倉ミルクホール

鎌倉ミルクホール

あちこちに、このお店のオリジナルグッズとアンティークの小物が飾られていますが、このVictorの犬の置物とか、今時これを見てわかる若者なんているんでしょうか?

私にとっては、何とも言えずとても懐かしいのですが。

鎌倉ミルクホール

鎌倉ミルクホール

鎌倉ミルクホール

席についてゆっくりしているのも良しですが、お客様が多くなく、店内が落ち着いている時には骨董を見て歩いても楽しいお店。

鎌倉ミルクホール

さて、お昼。

席でメニューをしばし眺めるも、やはりここは一番人気のハヤシライスに決定。

鎌倉ミルクホール

席には伝説の「Milk Hall Times」。

そもそも、まだお客様が少なかった頃に店主さんが「お客様が退屈しなくて済む様にミルクホールのフリーペーパーを。」との想いで作られたそうです。

どこのお店にも、店主さんの心やお客様への気持ちがこもる何かがあるものですが、その表現方法は本当に店それぞれ。

お店ができた1976年から30年分の開店30周年記念の時に「Milk Halll Times総集編」として一冊の本にまとめられ、お店の軌跡と不思議がわかるようになっているとの事。

というわけで、鎌倉の路地に住み着く猫の話を読んでいると、ハヤシライス到着。

鎌倉ミルクホール

お皿の上半分にきれいに盛られたライスと下半分に注がれたルー。

ルーの上にシグネチャーのようにかけられている生クリームもきれいです。

鎌倉ミルクホール

ライスの上に一直線にかけられているルーとライスを一口ずつ頂くうちに、ルーとライスが同時に食べ終えられると言う絶妙の分量バランス。

こういう所にちょっとしたこだわりを感じます。

鎌倉ミルクホール

ハヤシライスも美味しかったけれど、デザートのケーキセットも美味しそう。

ゆっくりした午後の時間をたっぷり持ちたい時に是非来ることをおススメしたいお店です。

鎌倉市小町2-3-8

0467-22-1179

11:00〜21:00

日曜営業、不定休