40代後半主婦が2年間のシェアハウス生活でたどり着いた新しい生活とは

f:id:coconots9:20160509124815j:plain

突然ですが。

 

引っ越しました。

って、えぇぇぇぇ、またぁぁぁぁ???って感じですよね。

引っ越したのはデュアルライフ先、湘南での滞在先の方。

今度は逗子に移りました。

(昨年末から半年近くブログが途切らせていた時期がありましたが、そこで大きな変化が起こっていたという事であります)

かれこれ、片瀬江ノ島でのシェアハウス生活に始まり、腰越に移り、今度は逗子かよ!ってツッコミがガンガン耳に届いてきております。が、はい、まぁ、人生何が起こるかわからん、を地で生きていくと、こういう展開になるんですね。

まー、ね、人ごとのように言ってる場合ではなくて、こんなかーさんや妻を持つ家族も大変だと思いますが、ここまでくると家族も巻き込まれるがままに楽しんでいます、いると思います。多分。わからないけど。

 

ただ、今回はこれまでとはちょっと立場が異なりまして。

今まではシェアハウスに一室を「借りる側」だったのですが、立場の逆転と言うか、ちょっとしたパラダイムシフトが起こりまして。

今回は「家」を持つ側になりました。

 

なんていうんでしょう、湘南と東京、家族と一人(+シェア先での暮らし合い)を行き来している中で見えてくるものがあったんですよね。

そして、それが案外良いな、と。

私の場合は

1、やっぱり湘南に住むって、良い!これは他には換えられない!!!

2、母が家を定期的に出る事によって家族は自立し、同時に結束するものがあった

3、暮らし合う生活(シェアする中での)で増幅するものがあるって気づいた

4、2拠点を行き来する間で見えてくるものが、ある

だったかなぁ。

 

この4つの点については、これからまた少しずつブログに書いていきますが、やっぱりですねぇ、自分が好きだと思う地域、土地には、「何か」があるのではないかと思います。それが、土地が引寄せるチカラなのか何なのかは、わかりません。

ただ、そのなんとなく惹かれる、とか、どうしても気になる、といった「直感力」に従って素直に行動していくと、自分の中に眠っていた「種」のようなものが目覚め始めるのかもしれません。再起動、というのかもしれませんが。

湘南地方、とくに逗子葉山地区の海と山が近くてちょっとローカルな感じが私にはピンと来るものがありましたし、「やっぱり好き!」に加えて、その気持ちは「ずっと住みたい」という確信に繋がりました。

 

そして、今まで仕事が大好きで、メンバーと共に仕事で成果を上げていく事を喜びとしていたオットが、家族との関わりにも興味を持ち始めていくプロセスがあり、また、自由で楽しそうに人生を生きている私の様子を見て、オットも巻き込まれてきたわけです。アメノウズメノミコトが舞い踊る様子で、アマテラスが岩戸から出てきたように彼の「心の岩戸開き」でも起こったんでしょうかw

ついに、彼も、自然がそばにあって穏やかでいられる、そんな暮らしが心地よいと感じるようになったようです。

 

結果的には、通常の生活を営む「本宅」を東京に維持しながらも、逗子に「セカンドハウス」を持つに至りました。

が、逗子の家は、これまでの概念で言う「別荘」(自分たちが所有し、家族や近しい友人だけで使う家)ではなく、多くの人でシェアし合い、自分の素の姿で楽に暮らし合う中で主体的なつながりが自然と生まれ、お互いの暮らしを近くに感じる中で成長し、新しく小さな事に気づいて一歩踏み出す「拡大家族が住まう家」のような場所にしていきたいね、と。

 

不思議なことって起こるものですね。

私が思い立って湘南に住む!と言い出してから2年後にこんな展開になるとは。

すべては「ご縁」が導いてくれている今の人生です。

すべては「人」に尽きると感じる人生です。

この今の自分を思うと、大きな力を感じずにいられないと思う瞬間がたくさんありますし、特別な宗教を持っているわけではありませんが、「Something Great」「大いなる存在」とかいうものがあるんだなと強く思っています。

 

というわけで、これからは「暮らし合う生活・シェアライフ」の中で見えてくるものや逗子での生活もブログに綴っていく事になります。

改めてよろしくお願いいたします。

f:id:coconots9:20160502190741j:plain

2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展が素晴らしかった

2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展

4月23日から5月15日にかけて葉山一帯で行われている葉山芸術祭。

葉山芸術祭とは、生活と共にあるアートや音楽を通じて新たな地域の関係を生み出すアートイベントとして長年親しまれてきているものイベント(今年が24回目)

その中の竹あかりツアーというものを見てきました。

5月3日と4日の2日間のみの展示で時間も18:30から20:30だけという儚いものなのですが、これが非常に良かったのでした。

私が到着したのは3日の夜19:30頃。

すでに辺りは真っ暗な時間帯。

この日、外は風がかなり強かったのですが、庭園の中は松林で遮られているからか、風はなくとても穏やか。

2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展

様々な意匠を凝らしてくりぬかれた竹の芯にキャンドルがたくさん灯されてあり、とっても幻想的で本当に美しいのです。

2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展

庭園の池の水面に灯りが映えているところもあったり。

2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展

 友人は、ちょうど薄明かりの頃から現地に着いていたので、刻々と灯りが際立っていく経過も見れたようです。

2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展

この竹は、葉山では伝説の海の家である「ブルームーン」と「オアシス」が伐採や展示などの製作サポートをしているらしいです。少しずつ、夏が近づいてきている気配を感じます。

今日(5月4日)、残りあとわずか2時間。

近くにいる人には是非訪れて欲しいイベントでした。

来年もまた来たい。

三崎が本店のミサキドーナツ。逗子店の雰囲気はオススメ

本店が三崎にあるから「ミサキドーナツ」。

三崎口本店、鎌倉由比ヶ浜通り店、逗子店が路面店、そしてモール店舗として港南台バーズと、神奈川に合計4店舗。

当たり前ではありますが、三崎〜鎌倉〜逗子のお店の雰囲気や個性はそれぞれ少しずつ違いまして、個人的には逗子店が一番お気に入りなんですね。

逗子ミサキドーナツ

最寄駅は京浜急行線の「新逗子駅」、京急バスなら「新逗子駅」を降りたところ。

逗子ミサキドーナツ

店内の広さと席数、インテリア、DIYの雰囲気など、全ての面で「ドーナツ屋さんらしい感じ」がバランスよく整っていて、可愛らしさが際立っているのがココ逗子店。

続きを読む

大人数の仲間でエスニックなら逗子Aroi(アロイ)

逗子aroi(アロイ)

逗子銀座商店街入り口交差点の角に位置する逗子のエスニックAroi(アロイ)。

JR逗子駅から海岸方面へ向かって約5分歩く程度の距離でしょうか。

「Aroi」とは、タイ語で「美味しい」と言う意味なのでタイ料理を想像するところだけれど、むしろ「エスニック全般」と思って入るべし。

その方がメニューを見た時に気分が盛り上がります。

というのも、とにかくメニューが豊富。

分厚いメニュー2冊にぎっしりアイテムが並んでます。

というか、豊富過ぎる。むしろアイテムが豊富すぎるのが難点とも言えるほどか。

逗子aroi(アロイ)

この時はランチタイムに入店したので、ランチメニューから選ぼうとするも、フォーだけで9品目(フォーってタイ料理でなくてベトナム料理ですしね)。

ランチプレートで3セットあって、ここにもミニフォー。

丼ぶりもあり、それぞれにお得なセット(フォー+半チャーハン)があったりする。

そこに加えて「大人気な一品」と謳われるページあり、「グランドメニュー」なるものも。

また、アラカルトやおつまみもたくさんあるので、その組み合わせたるや無限大。

 

普段からメニューからオーダー品をさくっと決められない人(つまり私とかw)が入ると 無限の「メニューが決められないループ地獄」に陥ります。

 

続きを読む

鎌倉長谷のwoof curry。欧風カレーはもちろん海を感じさせる店内も魅力的。

吉祥寺カフェカレーの原点といわれる「まめ蔵」さんで腕をふるっていらっしゃったオーナーが長谷に開いたカレー屋さん。

長谷駅から由比ヶ浜通りに曲がってほどなく右側にあります。

このエリアのお店はどこも自己主張がゆるいんですが、こちらもそんな感じですね。

お店の看板も穏やかでシンプル。

鎌倉長谷の欧風カレーwoof curry

 店内は、1階と2階。

1階は厨房とテーブル席が数席。

急な階段を登った2階は、天井も高く広々としたフロア。

鎌倉長谷の欧風カレーwoof curry

ソファーもブルー、壁もうすいグルーグレー、全体としてブルーが印象的。

ライトは船舶内風味、海を連想させるコーディネート。

選んだ奥の席からは、ちょうど向こうに甘縄神明宮の鳥居が見えて良い感じ。

続きを読む

鎌倉ベルグフェルド。長谷の大仏様観光ついでに寄りたいドイツパンとケーキのお店。

春ですね。

鎌倉にも春がやってきました。

季節に関係なく一年を通して観光客が多く訪れる鎌倉という中で、やっぱり訪れたいのは鎌倉の大仏さま。そのその大仏さまの高徳院へ江ノ電長谷駅から歩く途中の交差点を曲がったところにあるのがこちらのカフェ ベルグフェルド

ホームページを読みますと、何でも創業は1980年に神戸の地でとのこと。

初代社長は30歳を過ぎて第一次世界大戦前のドイツパン製法を修得したというのですから、すごい転身です。

そして、本店を鎌倉雪ノ下に開いたのが2010年とな。

今ではお店はすっかり長谷の顔になっているような気がします。

ベルグフェルドBergfeld Cafe 長谷店

お店に入ると、すぐにカウンターと販売用のパンが並んでいるのが目に入ります。

ベルグフェルドBergfeld Cafe 長谷店

が、本日はテイクアウトではなくてランチ希望ということで奥へと進みます。

ベルグフェルドBergfeld Cafe 長谷店

店内、なんだかドイツ菓子・パン専門店特有の匂いがする気がします。

続きを読む

浪人生・受験生を持つ親御さんへ。この時期にこそ始めたいこと。

f:id:coconots9:20151213225529j:plain

(photo by yuka Y)

 今年も残りわずか一ヶ月を切りました。

受験生・浪人生にとっては最後の模擬試験が終わり、模擬試験結果と自分の目指す学校との判定を照らし合わせていろいろな想いが揺れ動く時期。

かく言う私も去年の今ごろは浪人生の母でしたが、1年前を振り返り、そしてその時期を終えた今だからこそ改めて想う事をいくつか。

当然のことだけど、本人達が一番大変なんだ。

本番まではあと2ヶ月。

最後の模擬試験の結果に一喜一憂しがちな時期。

実は、うちの息子の模擬テスト結果は、志望大学への判定はほぼ全てE判定でした(笑)

息子は結果を見ながら表面では平静を装いつつ内心アレコレ考え、親も子供の将来を思って何かを思い、互いにぐるぐる回る心境と心境。

この時期、親御さんは「ぐっとこらえて子供を信じて」とか言われますけど、手放しで子供を見守ることができる親なんてそうそういないと思いますよね。

でも、やはりここは周囲は何を言う事なく見守るしかないし、子供たちは残りの2ヶ月間、目の前の事に集中できることが一番大事なわけです。

親も自分のチャレンジを見つけよう

子供に注意を向けずにいることが難しいのに信じて見守らなければならない時、親がしたら良い事。

子供の日々の健康管理や食事の準備は大事な一つですが、それと同じ位に、

親も「自分の事」で必死になること

も一つの方法かなと思います。

先日、あるセミナーで浪人生のお母様とお話する機会があったのですが、彼女自身がそこで学びたいテーマを見つけながらも「今は娘が浪人中なので、親の最後のツトメとして受験が終わるまでは我慢します。」とおっしゃられたのです。

私は「子供が浪人中だからこそ、親は自分のやりたい事を始めたらいいのに。」と思います。

ここにはいろんな考えがあるとは思いますが、この時期だからこそ、親が子供以外の何かに注意を向けても良いのではないかと思うのです。

もし一生懸命になる内容が「目標を決めての勉強」だと、子供自身が抱えている試験への大変さ、プレッシャー、緊張感などに共感できるようになって尚更良かったりします。

私自身最近ある国家資格取得に挑戦しまして、そこそこ大変だったのですが、その時に一番良かったのは、息子や娘の大変さを身を以て感じられた事でした。

私自身も学生・受験生時代を経験してますし、試験の時には大変な思いをしていたのでキツい気持ちはわかっているつもりだったのですが、実際に再びリアルで試験を受けようとしてみるとそれは大層なプレッシャー。しかもかなり大変なチャレンジでした。

娘も「全ての親は試験勉強をして子供の気持ちを知るべきだよ」と言ってましたが、勉強する立場の気持ちをわかるには、体験するのが一番ですよね。

そして親が何かを勉強して何が得かというと、自分も何か(資格も含め)を習得できる事です。まさに一石二鳥。

親が自ら行動する事、そして自立した個人同士として良い循環が流れる動きを、親の方が先に生み出すようにできたら素敵だと感じます。 

子供が試験を終えて巣立った時に親はどうするのか。

以前、息子のセンター入試が始まる直前に書いたブログがあるのですが、そこに以下のような事を書いておりました。

後は必要な力が出せる様にスイッチを入れるだけ。

かーさんは、そのスイッチは「試験の先にある人生のワクワク」を思い描けたらONになると思ってる。 

 「試験の先にあるワクワク」

そう、子供は試験を終えたら新しい人生のスタートを切るわけですよ。

さてその時、親としての自分はどうするか。

そこから改めて「これからどうするか」を考えるのでも良いのですが、お子さんが大学生になった時に「子供ロス」にならない様に、と言うよりむしろ大学生になったと同時に自分も新しいスタートを切れる様に今からチャレンジのスタートを切っておく。

「幸運とは準備がチャンスと出会う事」という言葉がありますが、何かにチャレンジしようとして実際に行動を始めている人のところには、不思議とラッキーが訪れてくるものなんですよね。

3ヶ月あったら人生は変えられる

そうなんですよね。

3ヶ月あったら、人って結構いろんな事が出来ます。

絶対無理と思っているフルマラソンだって、3ヶ月きちんとトレーニングしたら完走できる様になるものなんですが、絶対ムリ→やってみたら出来た!という時、人はものすごい価値観の転換を経験する事が出来るのだと思います。

以前私はこの事実に気づいて、1年間で人は4つも人生を変えるような事に挑戦できるんだと愕然とした事がありますが、そこまでしなくても(笑)何か一つにチャレンジする事も可能ではないでしょうか。

何かを始めない言い訳はいくらでも作れるものですが、何かを始めた人は人生を変えられる。これは間違いないと思っています。

最後に、自分のチカラを信じる

自分の力、可能性を信じてみること。

実は、自分の力を心から信じられる人は、子供の力も信じることができるものです。

子供の力を信じましょうよ。

つまり、自分を信じましょう。

そうすると、「我慢する」という発想も行動もなくなります。

まとめ

浪人生・受験生にとってはもちろん、親御さんにとっても大変で大切なせっかくのこの時期だからこそ、来年の春に何か新しい事を始められるような準備を親御さんご自身が始めてみること。

すぐに結果にならなくても、きっとそれは将来の何かに繋がるはず。

せっかくのこの時期、チャンスに変えるためのアクションを自分から仕掛けてみる。

待つだけでなく、事を自ら始めてみることを心からお勧めします。

それは、寄り添う事が可能な時期の子供を持つ親として、子供と共に何かを頑張れる最後のチャンスだと思います。