自分の人生が自分らしい道へ進むために必要で大事な最初の一歩について

湘南東逗子シェアハウス#910(ここのつとお)

本日9月10日は東逗子のシェアハウス#910(ここのつとお)の日!

島民(住人)、フラミンゴ(元島民)、島民の友人、そして910の最初からお世話になったメンバーが910の日をお祝いするために大集合してくれました!!!

わーいわーい!!

「久しぶり!」同士のメンバーは頬を紅潮させながら近況を弾丸トークで報告し合ってるし、「はじめまして」メンバー同士も、私がお互いを紹介する必要もないままに自然に笑い合いながら交流してる。

みんなの「とーさん」としてオットがお好み焼きを作ってるそばには、以前ここで暮らしていたフラミンゴ女子たちが近況を報告しにやって来る。

 

「とーさん聞いて」

「かーさん、ねぇねぇ聞いて」

ピーチクパーチク、ピーピーピーw

そして、そうやってみんなが一斉にピーチク言っているのはとても微笑ましくて、どんなに感慨深い喜びであることか!

まさに「拡大家族」が一堂に会する姿。

見ているだけで心の底から喜びがこみ上げて来ましたよ。

涙です、涙。

湘南東逗子シェアハウス#910(ここのつとお)

この様子を見ながら、私の人生はなぜこんな風に変わることができたのか、自分に一体何が起こったのかと、昔の記憶をたぐり寄せながら思い返していました。

 

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二拠点生活にシェアハウス。これからの人生を考えるヒントとして910がNHKのテレビ取材を受けた話

 放送が終わってずいぶん経ってからのお知らせで、一体今ごろ??な話で恐縮なんですが、実は、東逗子の「ここのつ島(#910)」が、NHK Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」に取材されまして、8月10日に放送されたのでした。(再放送は8月17日)

ここのつブログをお読みくださっている読者のみなさまには是非見て欲しかったのですが、私が6月から8月までの約2ヶ月間、スペインのサンチャゴ巡礼の旅に出ていたために(これについてはまた改めて)、放送日をタイムリーにアップデートすることが出来ず。わーーーん、残念。そしてスミマセン!!

**この写真は、取材当日の#910。番組紹介動画にも#910の様子が(一瞬だけど)流れます。

 

 それはさておき、そもそもこんな取材をいただくと言うのは、シェアハウスや二拠点生活と言うライフスタイルが多様な暮らし方の一つとして一般に定着してきたと、そういう言うことなんだと思ってます、はい。

 

さてそんな「暮らし方」の一つであるシェアハウスですけど、番組司会の賀来千香子さんは「今はのんびりゆったり、自由にのびのび暮らしたい」と考えて現在はお一人暮らし。

ゲストの木野花さんも「元気な限りは一人でいたい。勝手にやって迷惑かけるのもイヤだし気遣いもしたくない。自由に気楽にやりたい。」と言う理由でお一人暮らし。

シェアハウスとか、まさかこれまで一度も考えた事もない、的な感じですw

  

確かにそうだよね、一人暮らしの「楽チンさ」は人に気を使わなくて良い、そこに尽きるよね。

私の娘もよく910に泊まりに来るけど「シェアハウスって、シャワーから上がって下着のままでウロウロできないのがメンドくさいよね」とか言ってるもんw

確かにその通りだしw

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・・・湘南リゾートシェアハウスと。逗子=リゾートと捉えると、確かにそうかも?

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大磯のローカルと手作りが一度に味わえる大磯朝市。毎月第3日曜は大磯に行こう。

大磯に住む友人から、ぜひ一度遊びに来てと誘われていた「大磯市(おおいそいち)」に行ってきました!

こちら、毎月第3日曜に開催される神奈川県下最大の朝市で、メインはミナト(大磯港)に集まるArt & Craft、そしてフード系店舗。

その出店数はなんと190に及び、しかもこの日は、大磯市全部が町をあげて「イチバ」になると言う特別な一日だそうな。 

www.oisoichi.info

今回は、2月と言う厳冬の時期につき、朝イチをご遠慮しまして(汗)12時過ぎにミナト到着。すでにたくさんの人で賑わってました。

こじんまりしたエリアに噂通りたくさんのお店が出店していましたが、印象に残ったお店をメインにご紹介します。

1、美味しいビールとワインの宮川商店さん

友人に、一番最初に連れて行かれたとこが宮川酒店 

昼間っから酒か、って感じですが、イチにお酒は欠かせませんw

大磯イチここのつブログ

この日、宮川酒店さんがセレクトされていたビールは、ベアードビールの「お庭のゆず」

bairdbeer.com

大磯イチここのつブログ

ここ、小さな酒屋さんのようですが、新月・満月だけに開くバーをやるなど趣向が面白い。

2月の満月の部では、赤ワインに合わせたジビエ料理、そして焚き火もやるらしい。

しかし焚き火って、一体どんな風にやるんだ???外で?内で??気になりますー。

大磯イチここのつブログ

オレンジの香りが華やかなスパークリング


ビールやワインに合うような美味しそうなお店もたくさんあって!

大磯イチここのつブログ

この手のフランク屋さんがたくさん。いい匂いさせてます、匂いテロ!

グラスを片手にのんびり歩いて見つけたのがこちらのお花屋さん。

2、お花のアレンジメントYurariさん

大磯イチはArt & Craft。その名の通り手作り系のお店がとても多いのですが、このお花屋さんは私の好みにど真ん中ヒット。素敵でした!

大磯イチここのつブログ

わざわざ朝2時に起きて、大磯から世田谷の市場まで車を飛ばしてお花を仕入れに行くそうです。情熱がアツい!

大磯イチここのつブログ

 ミモザの季節なんですね。春を感じさせます。

こんなリースがお部屋にたくさんあったら素敵でしょうねぇ。。

yurari5.exblog.jp

 

お店は、他に大磯港のみかん、フードトラック、個性溢れる手作り品たち。

大磯イチここのつブログ

大磯イチここのつブログ

大磯イチここのつブログ

大磯イチここのつブログ

 

そこでもう一つ匂いがヤバかったのが、やきいも屋さん。

3、予約ですでに完売の焼き芋「やきいも日和」 

大磯イチここのつブログ

大磯イチここのつブログ

www.yakiimo-biyori.com

ツボでじっくり焼き上げるとデンプンは別次元の甘さになるそうな。

ツボは5つほど並んでましたが、全て予約分にて完売なり。

大磯イチここのつブログ

個人的な事ですが、やきいもには幼い頃からの思い出も多くて大好き!

しかし、予約分で完売とは、事前に調べておけば良かったと後悔。。。。

ちなみに、開店前に完売で知られるのはコチラのLee's Breadさんも同じだそうで。

大磯イチここのつブログ

毎回、出店準備している時点ですでにお客さんが並んでいるそうです。

(お客さんがアツい!)

 

また、来場者たちの憩いの場はミナト横の芝生エリア。

しかし見回すと、そこにはお子さま連れのファミリー、そしてワンコたちが多いのに気づきます。

ワンコは結構な大型犬も多い!

大磯イチここのつブログ

あ、左のお子さん、半袖に短パン、ですよねw

寒くても子供とワンちゃんたちは元気いっぱいなんですね。

 

そして海沿いは、大磯イチなんて気にせずに釣りに専念されてる方も。

大磯イチここのつブログ

マイペースに自分の時間を好きなように楽しんでいる姿が良いですね。

 

ちなみにこの大磯イチ、7〜9月は開催時間が17時〜20時半の「夜市(ヨイチ)」になるそうです。

是非!是非!ヨイチに再訪したいです。ものすごーーーく楽しそう!

 

4、大磯市の参加作家のセレクトショップ「つきやま」

さて、今回の大磯イチ。

もう一つの目的は、ミナトとは別にある、駅から徒歩2分の「つきやま」でありました!

oiso-tsukiyama.jimdo.co

 

つきやま大磯

つきやま大磯

つきやま内の「ギャラリーお風呂場」

つきやま大磯

ここは、2週間ごとに作家さんが展示するスペースなのですが、そもそも本当に離れの「お風呂場」だったところを改築した場所なんですって。面白いネーミングですがwきっと訪れるみんなが「こりゃあ、いいお湯だ〜」ってほっこりする場所になってるんでしょう。

つきやま大磯

oiso-tsukiyama.jimdo.com

つきやま大磯

つきやまにはカフェコーナーもありまして。

頼んだコーヒーを持ち上がり、2階でゆっくりすることもできるそうです。

つきやま大磯

つきやま大磯

2階はこんな感じ。

懐かしい昭和の暖かさに満ちていて、じんわりと心があたたまる時間になりそう。

ところで、今回は、特別にこの2階を貸し切り、内輪で小さな「寄り合い」をさせていただきました。持ち寄りのご飯もいい感じです!

つきやま大磯

差し入れには、大磯のカマスのお刺身、そして炙りカマスも。

大磯つきやまn

大磯つきやま

そして個人的なハイライトは、宴もたけなわになった頃、「やきいも日和」の長橋(チョウハシ)さんが大磯市の片付けを終えて顔を出しに来てくれた事でしょうか!!

なんとなんと、予備として残してあった2本を持参してくださり!!!

やきいも日和大磯

長橋さん自らが切り分けてくださったのです!

やきいも日和大磯

ココ、少し焦げてキャラメリゼされた部分が一番美味しいとのこと!!! 

やきいも日和大磯

いやマジで。真面目に、実に、本当に美味しかったです!

まるで極上のスイートポテト。

ただ焼いただけとは信じられない複雑でクリーミィな甘さがありましたーーーーーーー。涙。

完全に諦めていただけに感動もひとしお。。。。

ありがたやーーーーー

つきやま大磯

 こうして、大磯の夜、つきやまの夜はディープに更けていったのでありました。

 

大磯の味の深さと人のアツさを両方じっくり堪能できた一日でした。

第3日曜は、ぜひ一度「大磯市」に行ってみて欲しいです。

www.oisoichi.info

二拠点生活4年目で起き始める変化について

二拠点生活を始めたのが2014年の春。

この生活も今年で5年目に突入という計算になります。

そもそも都内の自宅と湘南(地方)との二拠点生活を求めたのは、「気分転換」としての日帰り遊びではなく、その土地へ「暮らす」ことがしたかったから。

ゲストハウスで自由気ままに行き来するのではなく、決まった場所で「お帰りなさい」と「行ってらっしゃい」が欲しかったから。

結果として選んだシェアハウスでの二拠点生活ではあったものの、都内での用事も多く、湘南地方での滞在日数はせいぜい月に1週間程度、土地を開拓するので精一杯だったのが最初の1〜2年。鎌倉〜逗子方面にお友達が増えて、土地の仲間としてのお誘いのお声がかかるようになった頃。

昨年、娘が大学に入学したことをきっかけに私の逗子での滞在日数が激増、活動も活発になり、遊びだけでない土地に根付いた活動のメンバーとして声をかけてもらう機会も増えてきた。

 

そう、「暮らし」を求めて行動していると、二拠点とは言え、3年経つうちには自然と変化は訪れてくるものなんですね。

 

「おけの会」もその一つ。

おけの会とは、古来から日本に伝わる森羅万象、宇宙、自然界、全体性、身体についての伝統的な価値観を、日本の神話や神道などから身近に楽しむ機会を鎌倉・湘南から発信していこうと立ち上げた会なのですが、私は、偶然が重なり、その発起人メンバーの一人として運営に関わることになったのでした。

そして、昨年1119日(日)、メインゲストとして能楽師の安田登さんをお招きして「おけの会」の第1回を鎌倉の長谷能舞台で開催することができました。

vimeo.com

安田さんは、能楽師であられながら日本の神話、世界の神話にも大変お詳しく、お話が本当に面白くて、お声も色っぽく(笑)、ずーーーーーっとお話を聞いていたくなる魅力の持ち主でありました!

安田さんの講演と古事記の朗唱、それに合わせたダンサー野口あきさんの舞、チェロ奏者新井みつこさんの演奏というコラボは本当に素晴らしかったです。

ここのつブログ_おけの会

安田さんによる「天の岩戸開き」解説を超ざっくりまとめると以下の感じ。

 

天照大神が岩戸にこもる

アマノウヅメノミコトが舞い踊る=八百万の神々が笑い喜ぶ

【変化の一点】が起こる ←← ココ大事。

神々が、「あはれ、あなおもしろ、あなたのし、あなさやけ、おけ!」と叫ぶ

*蛇足ですが、「おけの会」の「おけ」は、ここから命名

古事記には、「笑う」は「咲う(わらう)」と書かれてあるそうで、「笑い」は「割る」、「咲く」は「割く」に通じ、暗から明に移る「変化の一点」を「花」と呼ぶそうです。(花は「クサカンムリ」に「化」と書くのもその意味)

「笑い」と「変化」は共時的なんですね!

ここのつブログ_おけの会

安田さんは「変化」について世阿弥の「初心忘るべからず」を引用され、その真意を「人はどんなに年をとっても成長できるのだから、過去の自分を断ち切り、変化を恐れず時々のタイミングで自分を変化させよ」と説いてくださいました。

(初心の「初」は「衣編に刀」と書くように、着物を作るためには布を裁ち切らないとならない。まっさらな布にハサミを入れる勇気と覚悟を持つ様に、過去の自分をどんどん断ち切って変化せよ)

 

二拠点という暮らし方は、ともすれば軸足がどちらにも無いようにも思われるかもしれないけれど、どちらの場所でも「暮らす」を求めて関係を紡いできたこの4年間。

笑い、喜び、悦びを大事にしているうちに、変化(花)が起こった3年目の去年。

 

娘が大学に入学したのは大きなタイミングの一つだったと思うけど、折々で過去の自分を断ち切り、自分を変化させ続けることで、自分らしい「変化の一点」は起こるのだなぁと。

目に見えることは何も変わっていないようでいて、見えないところで変化は起こっていることを心に留めて、「笑い」と「初心」で軽やかに変化を起こし続けていける自分でありたい。 

ここのつブログ_おけの会

 

二拠点生活がもたらす価値と意味(#910(ここのつとお)の場合)

逗子に建てた家を、自分と家族が使うだけでなく、#910(ここのつとお)として他人と共に暮らし合う生活を始めて1年とちょっと。

私たちが「拡大家族が暮らし合う」と呼んでいるように、ここが安心感で繋がり合える場所に育ってきていると感じています。

 

ここを開放しようと決めた時に思った事は、

 

素に戻れる

素に戻って考える

素の自分を受け入れてくれる

そんな場所になったらいいな、ということでした。

 

自分の経験から言っても、人って忙しいと、立ち止まることをつい忘れちゃうんじゃないか、そう感じます。

だからこそ「素の自分」に戻れる、そんな場所があったら、って考えたんです。

 

#910(ここのつとお)での暮らし方は2つ。

ここを住居として常に生活をしている人。

そして、ここを二地域居住の一拠点としている人。

※この二地域居住での暮らし方を#910では「リトリートステイ」と呼んでいます。

実際、私たち夫婦も二地域居住です。

 

リトリートステイの方は、ご自分の本拠地を他に持ちつつ自分のペースで#910に訪れますが、みな、湘南や逗子と言う土地が好きでここに辿り着き、この土地の空気感を楽しみつつ、一つ屋根の下で暮らし合っていると思います。

 

そんな場所で、私がすることはただ一つ。

 

安心・信頼できる場所を用意し、整えること。

 

そして、1年経った今、実感としてわかるのは、

人は

自分のための時間を持ち、

素の自分に戻り、

素の自分を受け入れてくれる場所を感じると、

人は「自分はこうありたいんだ」という本質に自ずと気づける様になる

ということ。

 

この1年、#910(ここのつとお)に暮らしてきた島民から、実際に変化していく姿をたくさん見せてもらいました。

島民はここでそれぞれ好きな様に時間を過ごします。

その個性豊かなスタイルからいつも私は新しい気づきをもらっています。

 

そして、リトリートステイしていた島民から、 今回も新しい気づきをもらいました。

それは、

「自分の本質」に気づくことは、

必ずしも二拠点で「寝泊まり」しなくても実現できる

ということ。

 

#910(ここのつとお)にリトリートステイしていたある女性の話。

フリーランスの彼女は、湘南という土地に繋がりを持ちたいこと、そして始めようとしている執筆活動に注力するための集中できる場所を持つという動機で#910(ここのつとお)への入居を決められました。

念願の土地に安心できる居場所を得て非常に喜んでいらっしゃいました。

とは言え幼いお子さんをお持ちでもある彼女、逗子まで来てもほぼ毎回日帰り。

わずか2時間ほどの滞在のためにわざわざ来た事もあったようです。

結局4ヶ月で退去されたのですが、その間で#910(ここのつとお)に寝泊まり出来たのはわずか2回。

 

そんな環境でも、月に1回の島民の集まり(自治会)には、ご主人にお子様を預けて参加したり(とは言え、ギリギリの終電で帰られたり。涙)、それも難しい時はSkypeで参加するなど、その時に出来る範囲で最大の関わりを持とうとしていらっしゃいました。

もっとここに遊びに来たい、泊まってゆっくりしたいという気持ちもあったと思います。

 

自分一人、家族と距離を置いて#910(ここのつとお)で迎える朝も素晴らしい。

でも、それが出来ない時もある。

その時にどうするか。

 

小さなお子様や家族を大事にしながら、やりたいことを諦めない。

やりたい事が100あって、もし30の出来ることがあるなら、その30を存分に味わう。

それは妥協ではなく、やりたいことをやる方法の一つであると捉えること。

 

彼女が退去するにあたって島民へ残してくれたメッセージ

 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ここを出ようと決めた時、
今度は私が誰かの#910(ここのつとお)のような存在になりたい、と思ったのです。

心の拠り所
もう1つの拠点
本来の自分に還れるような
ただいま、と帰れるような

そんなあり方で生きてる私でいます。

 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::

これは、その時々でベストな選択をしてきたからこそ出た言葉。

彼女は、#910(ここのつとお)での時間で、やりたい事を諦めない自分を再確認できたのだと思います。

 

彼女の行動は、機会を意味あるものにすることは、時間の「量」ではなく「質」で叶えられること、与えられている環境の中で使えるものを最大限使えば自己実現は可能だということを私に見せてくれました。

 

彼女が#910(ここのつとお)に入ろうと決めた時の「これは未来の自分への投資です」おっしゃられた言葉を今でも印象深く思い出します。

未来への投資という思いを言葉にしっかり乗せて実行したからこそ、それが実現したのだとも思います。

 

島民が#910(ここのつとお)を出る時を見送る時はとても嬉しい。そして、少し寂しいのであります。

おめでとう、そして、ありがとう。

行ってらっしゃい、そして、また遊びにおいで。

#910(ここのつ島)

 

小笠原への唯一の移動手段である船中24時間。これが実は「価値」なのだ

ここのつブログ 小笠原丸船旅

小笠原での時間の豊かさについて2回に分けてお伝えしました。

 

最後に、父島行きで一番ネックとなっている(であろう)「24時間の航海」について

 

この船24時間を抜きにして小笠原への旅は語れません。

なぜなら、島への交通手段は船しかないから。

 

正直言って私も以前は「片道24時間かけて行く価値は一体あるのか・・・」と躊躇していました。

が、実はこの船旅こそが小笠原の魅力を倍増させる大事なエッセンスということを知りました。


何がそんなに良いのか。

1、船内24時間、案外飽きない(むしろ忙しい)


仲間とお喋りしながらお昼を食べ(飲み)、海を眺め、デッキや船室でごろごろしながら本を読んだり。f:id:coconots9:20170821072536j:plain

夕暮れ時になったらデッキから夕焼けを眺め、空が全て真っ暗になるまで余韻を味わって、晩ご飯。

ここのつブログ 小笠原丸船旅

晩ご飯が終わってしばらくしたら、再度デッキへ。

ベンチにゴロンと横になり、さながらまるでプラネタリウムのような満天の星空を見上げる。

天の川、北斗七星。蠍座カシオペア。もちろん流れ星もたくさん。

あんな星空、普段は絶対見られないです。

 

眠くなったら寝る。翌朝は4時過ぎ起床で朝焼け〜日の出を拝んで。

その後は展望ラウンジで本を読みながらコーヒーやスープ(自販機)を飲んだり。

 

皆が起きてきたらおしゃべりして、眠くなったら二度寝する。

 

することが何もないようなこんな時間は、オトナになると、作りたくても作れない。

実は贅沢の極みではないかと思うのです。

 

2、船内むちゃくちゃ快適


今回、私たちは2等寝台を選びました。

これは、2段ベッドが並び、4人一つのコンパートメントスタイル。一人一人カーテンで仕切りがあるので、個室感は十分あります。

枕元にコンセントとライト。枕・掛け布団あり。

当然ですがベッドはフルフラット。

(これ、よく考えてみてくださいね。飛行機でフルフラットって言ったらビジネスクラス以上のランクですw)


お手洗いと洗面所は別に設備され、さらにはシャワールームもあります。

シャンプーその他ドライヤーも完備。

どこも清潔。(混んでない)

このシャワールームのおかげで、海風でべとべとになった髪も身体もストレスフリーにシャワー浴びられます。(しかも何回でも)


ショップ(コンビニ)、レストラン、ラウンジ(喫茶)、自販機と調理可能(給湯など)、キッズルーム、ミニサロン

人が集まれる様な椅子やテーブルを用意したスペースも至る所にあるので、交流がほどよく可能な仕掛けあるのです。 

 個人差あるとは思いますが、個人的に、不自由は何も感じませんでしたね。

 

3、船内はほぼ電波圏外


竹芝出航してから3時間ほどで携帯は圏外に。

ここからのデジタルデトックスが実はとても良いのです

普段、意識しないで携帯やPCを立ち上げている自分。

実はこの「どこでも繋がることができる」環境が、いかに自分からいつの間にか「何か」を奪ってしまっていることか。

 

電波が入らない時間の中で自分がする事(寝る、食べる、本を読む、おしゃべりする・・・)は、自分の意志で選び取る時間なんですね。

「いつの間にか奪われてしまっている」時間があるという感覚にリアルに気がつくことが出来たのは良かったと思っています。

 

4、小笠原に近づいて来た時の海の色


徐々に近づいてくる島の影。

海の色が、見た事のない様な深い群青色なんですよ。

これは感動します。

ここのつブログ 小笠原丸船旅

 

5、父島を出発する時のお見送りが心に響く

島でお世話になった方達(ホテルのスタッフやツアーガイドさんたち)がお見送りに来てくれるんですね。

無事の帰路を祈って太鼓の演奏もあります。

みんなの声は「いってらっしゃい」なんです。

ここのつブログ 小笠原丸船旅
見送りのための船が最後までたくさん並走してくれて、飛び込みジャンプのアトラクションのサービスまで。

これが、すごくて楽しいんだけど、同時にとても切ないんです。

島での時間や素晴らしかった思い出も全部思い返されて、つい涙ぐんじゃいました。

 

ここのつブログ 小笠原丸船旅

 

6、とは言え、小笠原へは「覚悟」がないと行く事ができない

覚悟と言うと大げさだけど、ある意味ほんとに「覚悟」がピッタリくる気がします。

だって、小笠原に行くとすると、片道24時間と現地停泊時間あわせて最低6日間の休暇が必要なんです。
そこに加えて更に必要な「覚悟」とは、小笠原との交通手段は船のみということ。

台風などの気象条件によって、万一帰路便が欠航になったら島に缶詰になります。汗。

結局、仕事やスケジュールに問題ない人でないと行けないということです。

(もちろん、気象条件で東京→父島便自体欠航になることもありますし、その場合は楽しみにしていた気持ちをどうしたら良いのか、、、ですよね)

 

ですが、だからこそ!

船の中は、「そんな小笠原へやっぱり行くよね!」的な旅行者たちの仲間感がスパイスされた「一体感」がゆるやかに漂っているとも感じます(私見満載)

 

・・・とまぁ、船旅の特徴を挙げましたが、とにかく、これは飛行機や電車移動の24時間とは全く別もの。


船旅はすでに「小笠原旅」の大事な一部。決してムダな時間ではないのです。

 

むしろ、この24時間は、島時間に自分を丁寧に慣らしていくためのウォーミングアップ・島から都会に徐々に戻っていくための大事なクールダウンの時間なのだと感じました。

 

小笠原が好きになる人は、この船時間を含めた全部が好きなんじゃないかと、今となっては思っています。

24時間の船がなぁ・・・って思ってる皆さん、それ、ホントとんでもない勘違い!勝手な思い込みですよ!


この船旅があるからこそ、小笠原は楽しいのだ。

 

※小笠原観光局職員による船旅実態調査記事として合わせてどうぞ

 

 

死ぬまでに必ず経験してほしい小笠原イルカとの一体感

ここのつブログ 小笠原ドルフィンスイム

前回、小笠原を包む360度の地球感についてブログに書きましたが、小笠原と言って外せないのが、ドルフィンスイム。

今回私が小笠原に行った最大の目的も海の中の野生のイルカと一緒に泳ぐことことなのでありました。


これは、私が死ぬまでにやりたい事に長年トップリスト入りしていたテーマでしたが、今回、やっとその願いが叶い感無量。感涙。

 そして、改めて「イルカってすごい」と感じたわけであります!

ここのつブログ 小笠原ドルフィンスイム

 

イルカたちの自由な動き。

水面に上がってくる時、あっという間に深く海底の方へ潜っていく時の、無駄のない動き

 

ここのつブログ 小笠原ドルフィンスイム


個々には自由、同時に皆で調和がとれている、あの一体感。



同じ様なまとまりで泳いでいる時も、好きな様に動いている時も、全体で一つの、まとまりのある美しい踊りを見ているようで。

 

ここのつブログ 小笠原ドルフィンスイム

 

印象に残っている事の一つが、イルカとのアイコンタクト。


海の中、興奮してバタバタしている私をまっすぐそのまま受け入れてくれた感じ。

良いとか悪いとかの判断がない、とっても優しい目(感激)

 

ここのつブログ 小笠原ドルフィンスイム


イルカにはテレパシーが通じると聞いたことがあるけど、手が届くようなすぐ目の前でクルクル回ってくれたのは、私たちの感動と興奮がそのまま伝わり若いイルカが一緒に(サービスで)喜んでくれたのだと良い様に解釈してますw


思い出して今も嬉しくなるこの体験は、

私にとっては、自由なイルカの波動とつながれたこと


そして改めて心に強く思ったこと。

いつ終わるとも分からないこの人生、2度とない人生だからこそ

「本当にやりたいと思っている事」は躊躇せず、まっすぐにやっていこう、

ということ。

 

正直な自分の気持ちを大切に、自分自身が喜びの源泉となって、

周りの人にハッピーやポジティブ、希望を与える人になりたいと思いました。

 

今回、実は一回目のドルフィンツアーではイルカに会えなかったんです。

 

でも。やっぱりどうしても、あの小笠原の海でイルカに会いたくて、出発日出航前までの午前中を使って再チャレンジ。

逆転ホームランで会えました。

 

「また会えなかったら・・・」の不安から

「わーーーーーー!!!すごい!!!」の感動とコーフンへ移り変わるまでの心の揺れは、今思い出してもドラマのようであります。

 

いろいろある方が感動は大きい。


旅はドラマだ。

 

人生もドラマだ。

 

前回のブログ、小笠原を包む360度の地球感についてはコチラをどうぞ

 

coconots9.hateblo.jp