360度の宇宙感を体感したい人に薦めたい 小笠原の空と海
この夏、かねてから訪れてみたいと思っていた小笠原を訪れることが出来ました。
湘南地方が好きな人たちの多くは「島好き」なのではないかと勝手に思っておりますが、「島」に流れる独特の空気感が湘南地方の独特なユルさと同系なんですよね。
それで、小笠原が想像以上に素晴らしいところで帰ってしばらく経った今も、島時間を何度となく思い出しては余韻に浸っております。
というわけで、改めてここのつ視点で振り返った小笠原再考など。
空とお日様、宇宙感が良い
何と言っても、360度に広がって感じられる地球感、宇宙感が思い出深くて。
一日を穏やかな気持ちに包み込んでくれる夕日
宇宙エネルギーにあふれんばかりの力強い朝日
天の川、流れ星、リアルプラネタリウムな星空
周囲360度に囲まれる多様に変化する空の姿
それら全部のスケール感
その空を眺めている時に感じる時間の豊かさ
※最後の星空写真は、知り合いの写真家Ken Inoueさんの小笠原星空写真から頂きました
小笠原は自然の他には何もないから、、、とも言われるけど、豊かな時間を過ごせるここにはたくさんの何かがある。
何もないところにこそ、たくさんの何かがあると、改めて感じられる場所。
坂村真民さんの詩「二度とない人生だから」が、そのまま感じられる場所。
「二度とない人生だから」 坂村真民
二度とない人生だから
のぼる日しずむ日
まるい月かけてゆく月
四季それぞれの
星々の光にふれて
わがこころを
あらいきよめてゆこう
「あらいきよめ」ることができる場所が、小笠原にはあるのではないかと思うのであります。