【糸島〜壱岐SUPツアー】SUPで巡る秘境がスゴすぎる・壱岐島編
糸島〜壱岐をSUPで巡ろうと始まった視察ツアー。
前編の糸島に続いて後編は壱岐島編。
前編の糸島紹介記事はコチラから↓ ↓
さて。
糸島での滞在を終え、唐津港からフェリーに乗って壱岐島へ向かった2日目。
到着したのは雨上がりの印通寺港。
空と雲の感じが既にダイナミックジャパンですな。
ちなみに、壱岐島は歴史の非常に古い島でございまして。
まずは元寇の舞台として知られているのが有名かと思われますが、魏志倭人伝に国の場所と王都の位置が両方特定されている遺跡があったり、神道の始まりと言われる月読神社があったり、いろいろスゴイ島なのです。
ということで、わずか1泊という非常に駆け足短期滞在ではありましたが、今回もかなり濃密な時間を過ごしました。
まずは壱岐島観光案内から。
1、壱岐の自然が創り出した不思議な猿岩
黒崎半島の先端にある高さ45mの海触崖の玄武岩。
その姿は、まさに横を向いたサル!
心なしか、その昔見たSONYのウォークマンのCMを思い出す(時代がわかるw)
巨大サルは夕陽を眺めながら何を想っているのでしょう。。。
お約束の、こういうポーズ。
そして、ここから少し場所を移動して夕陽ど真ん前のマル秘スポットへ。
ここでは夕陽をつかんで元気玉!
2、神道の始まりと言われる月読神社
この小さな島の至る所に神社があるそうで、大小合わせて1,000とのこと。
そして、この月読神社が神道の始まりと言われているそうです。
やはり、壱岐には何かがあるんでしょうねー。
3、大浜の朝焼け
観光スポットというより海水浴場として白砂が素晴らしい大浜海岸。
この日は満月。
東に朝日、西に沈み行く満月を見ながらの朝焼けにはまさに地球と宇宙の関係を感じられるダイナミズム。
早起きして良かった!
そして、その朝焼けの肌寒い中、興奮しながら一人SUPクルージングする村田隊長。
4、SUPで遊ぶなら辰の島へ行くべし
玄界灘のエメラルドと呼ばれる辰の島。
ここは、SUPに少し慣れている方なら勝本から漕いで渡る事も出来る距離。
村田隊長ら男性陣は勝山港隣の串山キャンプ場をSUPで出発、私たち女性陣は荷物を持って遊覧船で出発。
(遊覧船は3月から10月までは定期便、その時期以外は予約運航で船が出ているので、一年中行く事が可能です。)
下の動画は、SUPで上陸した村田さんが撮影したものですが、海の青さ、砂の白さ、興奮度合いがもろ伝わってきます!
上陸後は、お昼を食べるためにちょっとした山登り的ハイキングをしつつ蛇が谷(じゃがたに)を目指します。
結構険しい一本道。
植物も低木が多く、お花も高山植物のようにすら見えてくるw
名所断崖の「蛇が谷」登頂、そして待ちに待ったお弁当。
しかしここでもあっという間に上空を旋回し始めるトンビ達!
ヤツらに大事な塩握りをかすめ取られないよう、皆で外向いて監視しながら食す図w
絶景での腹ごしらえを終え、 いよいよSUPで辰の島探検開始。
もうここら辺は言葉は不要。
写真でその素晴らしさを少し味わって頂ければ。。
少し漕ぎ出るだけで、裏手にはこんな表情が。
あんまりにも気持ちよかったので、海に入って泳いでしまいました。
SUPの時はウエットスーツ着用なので多少水温が冷たくても問題ないのです。
本当に気持ちよかったー。
あっという間に島に戻る時間がやってきて。。。。
お迎えの船に乗る前に、なんとなく”ワンピース”風記念撮影。
壱岐!
3人はSUPで戻りましたが、私たちは荷物と共に遊覧船で。
ちなみに、辰の島遊覧についてはコチラからどうぞ。
5、壱岐グルメ紹介編
まずはイカ!
そして、壱岐でイカを食すならまる辰さんが素晴らしい。
今回は、非常に運良く「壱岐剣(いきつるぎ)」というブランドイカを頂く事が出来ました。なかなか入荷しづらい時期だったとのこと、本当にラッキー!
そして、イカの食べ比べも。
同じイカなのに色味も違うし、歯ごたえや甘さも微妙に変わるんですね。
それよりも今回衝撃だったのは、新鮮なサバキたてのイカって、斑点がネオンのように点いたり消えたりするんですね!驚いたー!見てて飽きなかった!!
そして、身を食べ終えたら、ゲソは天ぷらにして下さいますが、当然美味しい。
天ぷらは、塩で頂くのが甘さが際立ってやっぱり良い。
ブランド中のブランド。壱岐牛のブランド歴史古すぎる!
壱岐牛は壱岐で生まれ、壱岐で育てられた純粋培養の牛。
黒毛和牛のブランドとして昔から名高く人気なのですが、甘くて、外はカリッと中がとろとろに柔らくて素晴らしかった!
壱岐の美味しい空気と草を食べて育った牛さん、ありがとう。。。
ところでどうも、壱岐牛というのは弥生時代から育てられていたそうですね。
いろんな「ブランド」の歴史を聞きますが、弥生時代からって古すぎるぞ。
スイーツ編:イソギンチャク&あんこ
壱岐スイーツとして、見事に私たちの心を鷲掴みにしたのがコチラ。
名前はわかりませんが「イソギあん」とでも呼ぼうかw
うん。壱岐の海にはこんな生き物が住んでいそう。
抹茶風味のどら焼き風な皮の中にアンコが包まれています。
アンコもしっかりした甘さ。こういう田舎スイーツ、すごく良いです。
番外編:固さに驚く壱岐豆腐
さらに番外編というには申し訳ない「壱岐豆腐」。
豆腐好きなんで、島の駅で見つけた時に壱岐出身のSさんに薦められたのもあり、迷わず買いました。
思い切りお箸で挟める程固い。壱岐のお塩で頂くと一層豆の甘みが一層感じられて箸が止まらない。
沖縄の島豆腐にもにているかな?
南国は水分少なめに作る方が痛みが少ないからだろうか。
お豆腐好きにはたまらない風味でした。
以上、壱岐は1泊では本当にもったいない。
壱岐の海はSUPで遊ぶのが最高だということがよくわかった旅。
ボードで移動しつつ、青くて透明な海の上、ボードにゆられながらのんびりおしゃべりするのも、ただキラキラ光る海面や夕暮れを眺めるのも楽しそう。
次回来るときはもっと滞在して、島の人との関わりも作ろうと決意。
次は春かな。