テラハからのあいのりワゴン九州神社巡りの旅〜幣立神宮・阿蘇編
前回のブログにて、シルバーウィークにシェアハウス仲間と九州へ神社巡りワゴン旅についてをブログにしまして。
テラハ・あいのりと言いながらもマジメな修験の旅路。
非常に濃ゆい旅にてさすがに前編と後編にわけましての、今回後編でございます。
前編はコチラ↓ ↓ ↓
そう。
秋元神社で龍神のパワーを頂いた後に修験系山道を登ってからの、太子ヶ窟にて法螺貝で、椀子そば、ラーメン替え玉のごとくにパワーが投入され、みな等しく感無量。
重ね盛りのパワーで胸がいっぱいになったところで高千穂を後に、一行は熊本・阿蘇方面へ向かいます。
目指すは幣立神宮だ!
幣立(へいたて)神宮とは、高天原(たかまがはら)神話発祥の神宮のこと
幣立神宮は「九州のへそ(中心)」と呼ばれる蘇陽町にありまして、「中央構造線上に位置している」ことも巷ではよく言われます。
中央構造線とは日本最大の大断層系のことでザックリ言うと「すんごいパワーが宿るところ」。
その上に建っている神宮ということで、まぁイワユル超「パワースポット」ですね。
高千穂に続いて個人的には「とうとう来れた」と感無量の幣立神宮。
鳥居をくぐる事がようやく許されたとも感じられる場所。
神宮内ではカメラを向けるのがやけに憚られ、あまり記録写真が残っておらず。
八大龍王の社の脇の神水
本殿の左手に奥に入る階段があり、道なりに下ると、そこが八大龍王が鎮まる所と言われる社。
二カ所から清水が湧き出て来る池があり、まさにご神水か。
この神水がそのまま流れこむ田んぼの稲は、本当にすごい力をもっていそう。。。
もちろんここでも法楽。
当然ながら、非常に澄んだ気が満ち満ちていました。
阿蘇の夕飯は田楽の里
幣立神宮のお参りを終えて阿蘇に直行。
晩ご飯は阿蘇の伝統料理と言われる「田楽の里」。
神楽とか法楽とか田楽とか、「楽」ばっかりやってますが(笑)まさに苦楽という言葉のごとし。楽しいことの裏には苦行がもれなくついてくるのがこの世の常と言うものでしょうか。
「田楽の里」での「苦」は、注文のやり取りに際して仲居さんと「工夫」や「忍」が多少必要だったってとこでしょうか。
ま、全然たいしたことない「苦」ですが(笑)
でも、茅葺き屋根の大きな古民家を改造し、囲炉裏で田楽を頂くのは趣向もよろしく、田楽も美味で大満足。
その中でも、以外に美味しかったのが里芋の田楽。
表面の水分が抜け、外側がパリッと内側もっちり。
合わせ味噌との相性もよろしく、大層おいしゅうございました。
阿蘇の赤牛は法螺の音色に反応するノリのいいヤツらだった!
さて、翌朝。
晴天の阿蘇の空は青くて広い!
目指すは南外輪山の中腹にある高森杉の殿。
かつての高森城主が祀られているという周辺はなんとも穏やかな牧場で赤牛がいっぱい放牧されちょる!
そんでもって、師匠がほら貝を吹くと牛がどんどん寄ってくる!!!
一匹、また一匹と駆け足で集まってくる様子は、さながら先生の合図に集合するあどけない目をした幼稚園児のよう。
むちゃ可愛いぞ!
(・・・って、前夜の田楽ではこの赤牛も串焼で食べたんだけどね・・・。)
高杉殿の森の杉の枝間から見える朝日が神々しい
樹齢千年とも言われる杉が太い幹から幾つも枝分かれしてくねくねと枝を伸ばした姿にはひたすら圧倒されるのですが、幹を通ってくる朝日を浴びながらほら貝の音色を聞くと本当に清らかな気分になります。
あまり人も訪れて来ず、静かな気分になりました。
上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)はまさに熊野古道
朝日で気持ちが満ちた後に到着したのは上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)。
熊野未経験の私ですが、皆さんによるとこの参道はまさに熊野を思わせるとのことで修験道風味バリバリ。キビシイ感じもひしと伝わってきます。
伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍を祀る神社。
参道には灯篭が立ち並んで壮観。
こちらの本殿では師匠ががっつりフルコースの修験ご法楽を終えた後、さらに拝殿の奥へと続く石段を登っていくと、縦横10メートル以上の大風穴「
山を上がって来た風がヒンヤリとして岩を抜ける時の風の感じが良いのです。
お米とお塩であたりをお清めしつつさらに法楽。
いやー法楽三昧!
こんなに般若心経を唱え続けたの、わたし、生まれて初めてだよw
高千穂ツアーの締め括りは「押戸石の丘」
沢山巡ってきましたが、縄文の聖地と言われるパワースポット「押戸石の丘」が最後の訪問場所。
巨石群に刻まれた刻文様はシュメール文字だとか実写版「進撃の巨人」のロケ地になったとかで、それはもう大変な観光地となっています。
コスプレした方々がたくさんいらっしゃる様は、もう何が何だか・・・なんですが、巨石が点在する感じは、イギリスのストーンヘンジ風?
こちらが不思議な磁気を発する押戸石。
この頂点の真北には北極星があり、方位磁石を近づけると磁石の動きが変則するという不思議な石なのでありました。
優しい気に包まれ、石に全身を癒してもらうの図。
さぁ、すべて終了。
松山まで再びフェリーに乗り、夕陽に感謝。
いざ鎌倉。一路800キロの旅路なり。
最終日はひたすら鎌倉への帰路移動のみ。これもある種の修行業w
ゴールド免許保有歴20年にも関わらず運転許可を頂けなかった私はただ座っているだけ。とは言うものの、どんなことになるのやら。
四国を横断し、淡路島のサービスエリアで最初の休憩。
ちょっと青春ぽい集合写真を撮ってみようとトライしたのがコチラ↓
一番右のAさん。唯一地から軽やかに浮遊している。
これぞさすがの修行の成果!(笑)
淡路島の次は明石、浜松、沼津と、ご当地を味わいつつの帰路。
トータル800キロの距離を這い、茅ヶ崎に到着したのは出発からちょうど12時間後の夜19時ごろ。
こうして見ると、本州の半分位を移動している。
すご。
でも、帰路も渋滞や事故に巻き込まれることなく順調で本当に良かった。
神仏のご加護かなーw
いやはや。すべてが素晴らしく良い経験でした。
神社へは何かをお願いするためにお参りするのではなく、自分に起こったすべての事に対してありがとうございますという感謝の気持ちとお礼をするためであると聞きますが、ありがとうと言い続けると、ありがとうと思えることが自然と巡ってくるような、そんな事が実感できる旅でありました。
いつもブログを読んで下さる皆様、今回の旅紀行を前後編にわたり読んで下さった皆様、いつもありがとうございます。