江ノ島散歩と魚見亭。青い空、蒼い海、海の幸の三位一体。
江ノ島(片瀬海岸)に住んでいるのにあまり島の中に行っていないなと思い、お昼は弁天橋を渡ることにした。
この日は平日金曜日だったけれど、気持ちよい季節だからね、案外人手が多い。
海も凪いで、気持ちよい風。ロードバイクは乗ってて気持ちよいだろな。
めずらしい青銅の鳥居をくぐると、本日も参道はとても元気でした!
つい、おじさんの口上にのせられて店内に引き寄せられてしまった私。
だって、これから行く所、結構道のりあるし、坂も登るし。
というか、何と言ってもあんこ好き。
一日一あんこが合い言葉。
黒糖の皮が、粒あんで、
白い皮がこしあん。
1個110円。2個220円の満足。
おじさん、本当に流暢に女夫饅頭(めおとまんじゅう)の説明するなー。
一日何百回くらい唱えてるのかな。
ここはタコせんべいで有名なあさひ本店。
鉄板の間にタコを置いて、プレス。
すごい湯気が立つ様子とか手際の良さとか、パフォーマンスばっちりで並んでて案外飽きない。
お金払ったら、こんなせんべい引換券を渡されます。かわいい。
これって、大きいおせんべいがインパクト。食べてる様子も宣伝になるからうまい集客効果だと思うな。
参道の奥に、江島神社辺津宮入り口の鳥居。
今回は、お目当てのお店までショートカットをするのでこの鳥居はくぐらず横道に入る。
こちらはこちらで良い眺めです。
海沿いの道を通って登って行くと突き当たりに海苔ようかん元祖(らしい)の中村屋さんに突き当たる。
ここのヨウカン、まだ食べた事ないな。いったいどんな味なんだろ。海苔って。。
ややゲテモノ食いな印象もあるけど、今度、試食せねば。
源頼朝により奉納されたと言われる石鳥居をくぐると江島神社奥津宮。
奥津宮の天井には、江戸時代の絵師・酒井抱一が描いたとされる「八方睨みの亀」の絵。
どっから見上げても亀がこちらを睨んでいるという。。。
さすが琳派。背景は金箔ですな。
ここが江ノ島の龍神様のいるところ。龍宮(わだつみのみや)
江ノ島は、弁天様と龍神様が結ばれた土地でもあるので、恋愛成就のパワースポット。
カップルには絶好のデートスポットたる由縁。
こちらが、映画「陽だまりの彼女」で一躍有名になったという「龍恋の鐘」
眺めは良いね。
今更私は興味がないけどw、映画で使われた鍵が展示してあったりして、そう言えば、リアルJKの娘は盛り上がってたっけな。
そして、鳥居をくぐってとうとう到着するのが魚見亭。
本日のお目当て、創業140年のお食事処です。
お店の中はどこに座ったとしてもオーシャンビューで風が吹き抜ける気持ちよい作りになっているのですが、ここまで来たらなんとしてでも座りたいのは、
このテラス!
どうでしょう!この眺望!!
海が足下に広がります。
下に稚児が淵を見下ろせます。
岩屋への入り口が見えますねー。
あーほんとに気持ちいい。
吹き抜ける海風がほんとーに最高だーとぼんやりしていると、定番中の定番しらす丼が到着。
本日頼んだのは、生シラスと釜揚げシラスのハーフアンドハーフ。
眺めとセットにすると、こんな感じでしょうか。
生シラスが透明だしー!
生シラスのねっとり感と釜揚げシラスのふっくら感が両方味わえて申し分なし。
普段は上に見上げてるトンビもほぼ同じ目線。もしくは下に見える優越感もw
しかも、ここならトンビに食べ物をさらわれる緊張感なくゆっくり頂けるし。
でも私はここのお店の使い方について思うのですが、お昼時に丼ものを食べて外に出るというのではなくて、2人くらいで来て、お酒とお肴を頼みつつダラダラと飲むっていうのが一番正しいのではないでしょうかね。
というわけで、相方募集中。
どなたかご一緒しませんか?
さて、このお店は岩屋へ下りる階段の頂上にて、この階段下りてしまうと、また頑張って登ってこないとなりません。なので、今日は見下ろすだけにして後戻り。
山二つと呼ばれる江ノ島の割れ目。
波に打たれてできた洞窟が断層に沿って崩落してできた境とのこと。
ここに見えるのは江ノ島ヨットハーバー。
前回の東京オリンピックの際に整備され、ヨットレースがここで開催されたという由緒ある場所。
2020年のオリンピックのヨットレースはお台場開催なのかな。
【江ノ島魚見亭】
0466-22-4456
(予約は10名以上から可能との事)
10:00ー日没後30分(季節により変動)
定休日なし