三浦の天然酵母 パン・オ・ヌフ 城ヶ島途中で立ち寄り必須

一応トライアスリートの私です。

暑くて時間があるときにはのんびりバイクライドに限るという事で、今日は江ノ島から城ヶ島公園まで片道35キロ。

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この城ヶ島公園へ三浦半島から渡る橋(車は利用料かかります。バイクは無料。)から見える風景は瀬戸内を思わせる穏やかな感じ。

 

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  そして、公園はいつ行っても本当に人が少ないんだよね。

岬の突端なのでひろーく海が見渡せて、気持ちよいんですけどねー。

今日は、ハイキング系のシニアな方たちが景観最高のベスポジでおむすびをお召しになってました。

 

さて、一通り景色も堪能したところで、私のお昼は帰り道に佐島の「海辺」にでも行って海鮮丼食べようかなーなんて考えながら帰り道の自転車こいでた訳ですが、三崎口に行く手前に、すんごく素敵なパン屋さんを見つけました。

 

pain au neufパンオヌフ外観

 

その名は「pain au neufパン オ ヌフ

 

緩い坂道を上る途中、一度は通り過ぎたお店。

むむむ、これは長年の勘から行くと間違いないのでは??と直感信じて折り返して入ってみたら、それはもうど真ん中にビンゴ。

驚きのセンスの良さ。パンの並びと店内のインテリア、家具の全部が調和してる。

パンに限らず、一つ一つへの心の込め方があちこちから香り立って半端なし。

もう予定変更。このパンをお昼ご飯にする事にしました。

 

 

すべて、有機天然酵母使用。これ大事。

噛み締めたときの歯ごたえ、口の中でのモチモチ感、飲み込むときの存在感が天然酵母は違います。でも、天然酵母って気難しいというか、酵母から育てるのに案外手間がかかるんですよね。それゆえ、お値段的にお高くなりがちなのですが、こちらは良心的でお手頃な価格設定。

バゲット 230円

エピ・ザ・ツイスト 220円

リュスティック 120円

サンドイッチ 250円などなど

pain au neufパンオヌフ

お昼ごろの時間なのに、すでに結構少ないですね。。

ちなみに天然酵母はいろいろなものを材料に作れますが、コチラのお店は基本的にはレーズン酵母を使っているそうです。 

いろいろ悩んで、

マチスベリー(ラズベリーとクリームチーズ入り) 280円

テュロワトロワ(こしあん・チョコ・クリーム3種入り) 160円

こしあんぱん 120円

に決定。(やっぱりあんこ系に限るv)

 

バイクなので、大きい食パンや振動で壊れてしまうキッシュ系、サンドイッチが買えないのが残念。

 

店内も見どころ満載。

pain au neufパンオヌフバゲット

 パンと一緒にフランス語の絵本も並んでる。

パンと家具と絵本が何とも言えないハーモニー。

 

pain au neufパンオヌフ

 マスターが、このタイルは君津湾の砂浜に落ちていたタイルを長年ちょっとずつ拾ってきたものを使っているんですよ、と。

なんと!奥様がお散歩の際に3個とか少量ずつを集め貯めたものだそうです。

砂と水に洗われてタイル特有の表面のツヤがやすりで磨かれたようになり、まろやかな雰囲気を出しています。

 

pain au neufパンオヌフ

 こちらのパン下のトレイも同じですね。色合いもかわいいーー。

 

pain au neufパンオヌフ

店内にパンをディスプレイしている棚もタンスも全部アンティークのものを水洗いしてペンキを塗り、いろいろに加工して味を出すように工夫したとの事。本当にいい感じに仕上がっています。

 

pain au neufパンオヌフ

トレイとトングが置いてある台は古いミシン台ですよね。

pain au neufパンオヌフ

お店に入る扉も、この風合いを出すのにずいぶん時間をかけられたそうです。

パンが大好きなお客様がこの扉をくぐって入ってきて、そして美味しいパンとの出会いがいっぱいあるのかなって思って、つい私がワクワクしました。

 

pain au neufパンオヌフ

 いやー、素敵。ご主人の人柄の良さもにじみ出てます。

だって、だって、Tシャツ、スヌーピーですよぉ!!

 

pain au neufパンオヌフ

カウンター上に置いてあるかわいらしいねんどで出来たパンとカマンベールのクローズアップ。かわいいぞ。やっぱり奥様が作られたのかなぁ。。

 

このお店、公園に行くときには反対車線にあったから気づかなくて通り過ぎてしまったけれど、ここでパンを調達してから城ヶ島公園に行ってそこでコーヒーと一緒にあのビューポイントで食べたら最高だよねぇ。

お店から公園までは約5キロ。

 

ですので!

鎌倉・横須賀方面から城ヶ島へ行かれるパン好きな方は、ここでパンを調達→城ヶ島というコースをお勧めします。

結局、私はどうしたかというと、帰り道の葉山の海岸沿いでバイクを止めて、海を眺めつつ頂きました。これはこれで、超ハッピー。海辺の海鮮丼はまた次回。

pain au neufパンオヌフ

pain au neufパンオヌフ

 

ところで帰宅して調べてみたところ、「neuf ヌフ」とはフランス語で「9」。

「ここのつ」のパン屋さん、という意味だそうです。

えぇーー、それって、私の名前ではないかぁ!と、そのセレンディピティというかシンクロに思わず感激した次第。

こちらのHPには、このこだわりのお店ができるまでがスライドショーで見られるようになっています。もの作りがお好きな方にもオススメ。

 

【pain au neuf パン オ ヌフ】

三浦市下浦町金田1626

9:00−17:00

046-874-9731

定休日 毎火曜日、水曜日

駐車場2台分あり 


パン・オ・ヌフへようこそ