大磯のローカルと手作りが一度に味わえる大磯朝市。毎月第3日曜は大磯に行こう。
大磯に住む友人から、ぜひ一度遊びに来てと誘われていた「大磯市(おおいそいち)」に行ってきました!
こちら、毎月第3日曜に開催される神奈川県下最大の朝市で、メインはミナト(大磯港)に集まるArt & Craft、そしてフード系店舗。
その出店数はなんと190に及び、しかもこの日は、大磯市全部が町をあげて「イチバ」になると言う特別な一日だそうな。
今回は、2月と言う厳冬の時期につき、朝イチをご遠慮しまして(汗)12時過ぎにミナト到着。すでにたくさんの人で賑わってました。
こじんまりしたエリアに噂通りたくさんのお店が出店していましたが、印象に残ったお店をメインにご紹介します。
1、美味しいビールとワインの宮川商店さん
友人に、一番最初に連れて行かれたとこが宮川酒店
昼間っから酒か、って感じですが、イチにお酒は欠かせませんw
この日、宮川酒店さんがセレクトされていたビールは、ベアードビールの「お庭のゆず」
ここ、小さな酒屋さんのようですが、新月・満月だけに開くバーをやるなど趣向が面白い。
2月の満月の部では、赤ワインに合わせたジビエ料理、そして焚き火もやるらしい。
しかし焚き火って、一体どんな風にやるんだ???外で?内で??気になりますー。
ビールやワインに合うような美味しそうなお店もたくさんあって!
グラスを片手にのんびり歩いて見つけたのがこちらのお花屋さん。
2、お花のアレンジメントYurariさん
大磯イチはArt & Craft。その名の通り手作り系のお店がとても多いのですが、このお花屋さんは私の好みにど真ん中ヒット。素敵でした!
わざわざ朝2時に起きて、大磯から世田谷の市場まで車を飛ばしてお花を仕入れに行くそうです。情熱がアツい!
ミモザの季節なんですね。春を感じさせます。
こんなリースがお部屋にたくさんあったら素敵でしょうねぇ。。
お店は、他に大磯港のみかん、フードトラック、個性溢れる手作り品たち。
そこでもう一つ匂いがヤバかったのが、やきいも屋さん。
3、予約ですでに完売の焼き芋「やきいも日和」
ツボでじっくり焼き上げるとデンプンは別次元の甘さになるそうな。
ツボは5つほど並んでましたが、全て予約分にて完売なり。
個人的な事ですが、やきいもには幼い頃からの思い出も多くて大好き!
しかし、予約分で完売とは、事前に調べておけば良かったと後悔。。。。
ちなみに、開店前に完売で知られるのはコチラのLee's Breadさんも同じだそうで。
毎回、出店準備している時点ですでにお客さんが並んでいるそうです。
(お客さんがアツい!)
また、来場者たちの憩いの場はミナト横の芝生エリア。
しかし見回すと、そこにはお子さま連れのファミリー、そしてワンコたちが多いのに気づきます。
ワンコは結構な大型犬も多い!
あ、左のお子さん、半袖に短パン、ですよねw
寒くても子供とワンちゃんたちは元気いっぱいなんですね。
そして海沿いは、大磯イチなんて気にせずに釣りに専念されてる方も。
マイペースに自分の時間を好きなように楽しんでいる姿が良いですね。
ちなみにこの大磯イチ、7〜9月は開催時間が17時〜20時半の「夜市(ヨイチ)」になるそうです。
是非!是非!ヨイチに再訪したいです。ものすごーーーく楽しそう!
4、大磯市の参加作家のセレクトショップ「つきやま」
さて、今回の大磯イチ。
もう一つの目的は、ミナトとは別にある、駅から徒歩2分の「つきやま」でありました!
つきやま内の「ギャラリーお風呂場」
ここは、2週間ごとに作家さんが展示するスペースなのですが、そもそも本当に離れの「お風呂場」だったところを改築した場所なんですって。面白いネーミングですがwきっと訪れるみんなが「こりゃあ、いいお湯だ〜」ってほっこりする場所になってるんでしょう。
つきやまにはカフェコーナーもありまして。
頼んだコーヒーを持ち上がり、2階でゆっくりすることもできるそうです。
2階はこんな感じ。
懐かしい昭和の暖かさに満ちていて、じんわりと心があたたまる時間になりそう。
ところで、今回は、特別にこの2階を貸し切り、内輪で小さな「寄り合い」をさせていただきました。持ち寄りのご飯もいい感じです!
差し入れには、大磯のカマスのお刺身、そして炙りカマスも。
そして個人的なハイライトは、宴もたけなわになった頃、「やきいも日和」の長橋(チョウハシ)さんが大磯市の片付けを終えて顔を出しに来てくれた事でしょうか!!
なんとなんと、予備として残してあった2本を持参してくださり!!!
長橋さん自らが切り分けてくださったのです!
ココ、少し焦げてキャラメリゼされた部分が一番美味しいとのこと!!!
いやマジで。真面目に、実に、本当に美味しかったです!
まるで極上のスイートポテト。
ただ焼いただけとは信じられない複雑でクリーミィな甘さがありましたーーーーーーー。涙。
完全に諦めていただけに感動もひとしお。。。。
ありがたやーーーーー
こうして、大磯の夜、つきやまの夜はディープに更けていったのでありました。
大磯の味の深さと人のアツさを両方じっくり堪能できた一日でした。
第3日曜は、ぜひ一度「大磯市」に行ってみて欲しいです。