本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)はお祝い・記念日にとってもオススメ♪

普段は気軽なお店でワイワイ飲み明かす友人と新年会をやりましょう、と。

たまにはシャレたお店で集まろうと決めたお店が、和田塚にある「Arashida(アラシダ)」。

実はここ、はす向かいにある伝説の銀行バー「THE BANK」に立ち寄る度に、けっこう気になっていたのでありました。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

1階の「ete(エテ)」(この日はまだお休みだったようですが)も、美味しさで定評のあるフレンチレストラン。つまりここは本格派のビストロフレンチ、スペインワインが充実のクラシックスペイン料理、銀行Barと、非常に食とお酒が充実した一角となりますね。

Arashidaのオーナーシェフは、その名の通り嵐田憲和さん。

スペインの星付きレストラン「スベロア」をはじめ、各地でご経験を積まれた後、2010年10月に独立されたそうです。 

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

店内は、テーブル間に適度に空間が広がり、心地よい会話がはずむように置かれています。席数は、カウンターとテーブルを含めて18席。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

カウンターは3組がゆったりと座れるように配慮されているのがこのお店らしいかと。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

二人用のテーブル席は、広くて大きなガラス窓のそば。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

一段上がったステージ席。案外、個室感がありそうな。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

そしてこちらが今回わたしたちが座った6人席。

いやほんとにね、こんなオシャレで心地よいお店があるなんて、鎌倉ってバリエーションに富んでるなーと改めて実感です。

ディナーはフルコース全9皿6,000円と、ショートコース全6皿(アミューズ+前菜2皿+米料理+メイン+デザート)4,200円の2種類。

フルコースはArashidaの料理をスペシャリテから季節の料理まで揃えられているのでもちろんオススメだそうですが、ボリュームが心配という方には少し軽めのショートコースが良いかもしれません。

食いしん坊で美味しいもの好きな私たちが頼んだのは、もちろんフルコースの方。

今回はメンバーの集合時間がズレていたので、先に集まった3人タパス2種(オリーブの実とイベリコ豚のチョリソーと生ハムが入ったコロッケ)をコースとは別にオーダー。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

ギュッと凝縮した味わいのオリーブが口の中でとろけるほどの柔らかさ。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

そして、このコロッケもほんっとに美味しかった!

親指くらいの小粒サイズなんですが、小さいクセにこいつやるなーって感じw

歯ごたえあるチョリソーと生ハムの味が噛み締めるほどに出てきてしっかり味わい甲斐があるんだよなぁ。

 

さて、フルコースについてですが、アミューズの栗のクリームから始まり、冷たい前菜と温かい前菜が2皿ずつ交互に出され、その後に米料理、メイン。。。。。と続きます。

全てとても美味しかったけど、スペインの伝統料理という温前菜のスープ「ソバデアボ」は初めて食べた美味しさでしたね。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

このカリカリは主にニンニク。でもこれがただのカリカリにしたニンニクじゃない複雑な味。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

ここに特性のスープをかけて下さいまして。。。。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

まずはスープを頂き、次に卵黄をくずしながら混ぜて頂くというもの。

カリカリニンニクがスープに浸ってだんだんじっくりした食感になっていく様子が美味しかったー。

それと、大アサリとアスパラのアロスカルドソ(魚介のリゾットのようなもの??)もあっさりとしていてリゾットというより雑炊のイメージで美味しい。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

ところで、このアロスカルドソ、前菜とメインの間に運ばれて来た。

スペイン料理では、その順番で米料理が入るのかな。

メインの魚介は、バスク地方の伝統料理のタラのピルピル。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

これ、なんでもタラのゼラチンとオリーブオイルを入荷させたソースらしい。

これがまた美味しかった。いくらでも食べられるって思った程。

このソースに浸して食べるパンがまた格別。

(そうそう、ちなみにパンと一緒に出されたバターが薫製されてたんですが、これまた美味しかったのでした)

写真はないけれど、メインは、大山鶏のビトゥ風(アストゥーリア地方の伝統料理で、濃厚玉ねぎソース煮込み)かイベリコ豚ホホ肉の赤ワイン煮込みとトリュフ入りジャガイモのピュレ。

私は豚のホホ肉をお願いしましたが、形をとどめながらも口の中でホロホロと崩れていく程丁寧に煮込まれてました。

コース全9皿をすっかり堪能。たしかにボリューム満点。

次から次へと新しいお料理が出てきてかなり驚きましたが、一皿ずつは比較的少量なのでたくさん味わうことができました。あー大満足。

ちなみに、ワインも空けました。数本。(記憶なし)

どれも美味しかった。

美味し過ぎて楽し過ぎて気持ちよく酔っぱらいすぎて、写真はわずかコレのみ。汗。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

 スペイン料理でここまで本格的なコースを頂いたことがなかったので(そもそも本格スペイン料理のお店自体が少ないと思うのだけど)それだけで感激でしたが、どれも本当に丁寧で繊細で素材が十分に活かされていて美味しかった。

それがこの鎌倉和田塚というこじんまりとした場所で頂けたのもさらに感激。

東京で美味しいお店は珍しくないですが鎌倉にもこんな良いお店があるのはひたすらに嬉しいことです。

お祝い、記念日、新年会、忘年会の大事な機会に是非もう一度行きたいお店。

 

【Arashida(アラシダ)】

鎌倉市由比ガ浜2-7-20-2F
0467-67-8320
LUNCH 11:30〜13:30(L.O)(金土日のみ)
DINNER 17:30〜21:00(L.O)
定休日 水曜日

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)