【糸島〜壱岐SUPツアー】ボードの上から夕陽を背に浴びる幸せ・糸島編
先日、秋の糸島〜壱岐島に仲間5人で行って参りました。
目的は、糸島と壱岐島という2拠点を観光・グルメで楽しみつつ、今注目のマリンスポーツであるSUP(スタンドアップパドル)を使ってできる最高の遊び方と場所の開拓。
糸島と言えば、知っている人にはご存知の、今一番「移住先として注目を集めているアツい土地」
”全国移住ナビ”なんてサイトもあるようですが、今回一緒に行った仲間の一人もまさにその移住組の一人で、今回の糸島ガイド担当。
彼は現在は東京勤務ですが、シェアオフィスにするために一軒家を仲間と糸島に購入。今後は糸島を拠点にしつつ、東京〜糸島〜世界をバランス良く巡りながら仕事する人生プランを構築中らしいです。
もう一人は長崎・壱岐島出身ということで壱岐島ガイド担当。
壱岐という古代史に語られる史跡や遺跡が豊富な歴史と自然に溢れる島に生まれ育ち、今はSUPで広がる人生の楽しみ方を世に広めている新旧が混在する奥行きの深い姉御系女子。
(ちなみに、私と糸島くんと壱岐さんとはシェアハウス系の繋がり)
そして、今回のSUP(スタンドアップパドル)視察をオフィシャルツアーに育てる肝心な人、村田暁さんは、OSYC(俺たちの湘南ヨットクラブ)を運営してSUPの指導やツアーを組む仕事をされていらっしゃいます。
マリンスポーツを通じて健康的でワクワクするライフスタイルを提案するというコンセプトそのままに、常に新しい遊びや暮らしを提案し続ける超ナイスガイ。
すでに「セブSUPツアー」も企画実施され、その様子は雑誌PADDLEにも紹介されました。
仲間のあともう一人は、セブでの留学滞在経験を活かしてSUP企画ガイドを努めた癒し系女子。
そして「セブに続く離島系SUP」視察旅行にただ乗り便乗したワタシの計5人。
陸から見る景色とは全く違う光景が見られるのがSUPの魅力。
そして、泳いだりサーフィンが出来なくても、カヌーやカヤックを漕げるテクニックやギアなしでも気軽に海に漕ぎ出せるのも魅力であります。
透き通った青い海の上から見る景色は本当に格別なんですよ。
というわけで!
今回の視察旅行がOSYCツアーとして正式お披露目される前に、ここのつによる糸島〜壱岐のインプレ発表w
あまりに多いので、まずは前編として糸島案内から
1、糸島に来たら牡蠣を食すべし!
美味しいものに目がないここのつとしては、まずは食べ物情報から。
そう、糸島に詳しい友人から事前に入手していた「糸島グルメと言えば『牡蠣』との言葉。
そして牡蠣なら加布里にあるヒロちゃん牡蠣へ行けとのこと。
というわけで、一路さっそく牡蠣小屋へ。
牡蠣小屋とは、すぐそばに海を見ながら自らカキを焼いて食べることが出来る場所の事だそうですが。
小屋に入ってビックリ。
ビニールハウスのようなw天井高く広々と開放感溢れる空間が!
そして、うずたかく牡蠣が山積みされた小屋で卓を囲み、目の前で焼いてすぐに頂くBBQスタイル!
お店のお姉さんによる牡蠣の食べ方指導によると、まずは牡蠣の平らな方を下にして2分焼き、少しフタが開いたらひっくり返して焼き1分とな。
フタを外してグツグツしてきたらレモンやお醤油で味付けして頂く。
いやー。ほんと美味しかったです。
ふっくらしていて、かつ、ミルキー。
お醤油とかレモンとか、あんまり味付けしなくても十分美味しかったなぁ。
牡蠣以外にも、ハマグリ、サザエ、海老、イカ、ほっけ、マグロ、アジなどたくさんの新鮮な魚介類も豊富に揃っているので牡蠣が苦手でも大丈夫。そして、十分お腹いっぱいに。
ほんと、海の幸の糸島に来たら、加布里まで足を運ぶべし、です。
2、観光めぐり、白糸の滝
腹ごしらえがすんだら、ゆっくり観光。
まずは、落差24mに幅12mの県指定の名勝と言われる白糸の滝。
白糸の滝って全国いろんな所にあるような気がしますけど、他の名所に勝るとも劣らない気持ちの良い場所でした。
はい、白糸の滝をバックにOSYC代表の村田さんポーズ。
(折しもタイミング良く私たちのシェアハウスオーナーからメールが入り、左上に「僕も写真に入れてね的アピールw」 )
小川にはヤマメがたくさん泳いでいて、これはもう釣り放題だ!
ここは、夏にはBBQも流しそうめんもできるそうです。釣ってすぐにヤマメを頂くとか、楽しそう。アスレチックもあるらしいし、家族で行くのにおすすめですね。
3、雷山本如寺
緑が豊かで所々色づき始めた紅葉も美しく、お寺の中も外も素敵だった雷山本如寺。
この寺院は「千如寺」と「大悲王院」に分かれているのですが、千如寺の大非王院では大きさが463cmという巨大な「木造千手観音立像」を拝む事ができます。
撮影禁止なので写真はアップできませんが、御開帳されたときの感動はすごかった。
これは是非ご自分の目で見て頂きたいです。
4、糸島カフェ 伊都安蔵里(いとあぐり)
さすが移住者の土地、糸島。
良いものを知り尽くした末に糸島を選んだ人たちが、雰囲気の良いカフェを作って町の洗練度を上げ、さらに自分たちにとっても住みやすい土地に育てあげるというのはしごく当然の流れでしょうね。
おしゃれカフェはたくさんあるようですが、ここ伊都安蔵里もそんな感じでした。
糸島や近辺の野菜や産物、加工品を現地販売しつつ、カフェを併設している情報発信系カフェ。
ノラジョーンズがBGMにかかる2階。
鎌倉界隈にありそうな雰囲気ですね。無理なく古民家をカフェに改造していて、かなり落ち着きました。
5、SUP@今宿前ビーチ
やっと本命のSUP。
ってか、さっさとSUPすれば良いのにという声も聞こえてきそうなものですが、そんなヤボをさせないのが優秀ガイドの腕の見せ所。
というのも、ここでSUPをしながら夕陽を見るのがハイライトだったわけなんですよ。
今宿駅前の浜から目の前に見える能古島までを往復SUP。
というか。
男子二人は島まで上陸したようですが、女子は時間の関係もあって途中で引き返し、夕陽を背にボードの上でのんびりしながらチャプチャプ浮かんで休憩。
今回は、荷物預け、着替え、SUP後のシャワーなどはカオイサーフさんのところでお世話になりました。
筑肥線「今宿駅」からも徒歩4分&駐車場も完備。
ボードその他もレンタル可能な上にシャワールームなども追加料金なし、オーナーにもホントによくして頂き、とにかく気軽に立ち寄ってマリンスポーツが体験できる素敵な場所でした。
ここら辺に住んでいる方達は本当に幸せですねー。
6、シェアオフィスSALT訪問
こちらはツアー番外編。
今宿SALTというシェアオフィスで行われた、来日中の世界的に有名なファシリテーターのボブスティルガーさんとの交流会にも参加してきました。
ボブスティルガーさんは2011年の震災以降は、復興のための対話の場づくりのためにしょっちゅう来日されておられ、6月には「未来が見えなくなった時、僕たちは何を語ればいいのだろう」という本を出されたそうです。
未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう――震災後日本の「コミュニティ再生」への挑戦
- 作者: ボブスティルガー,Bob Stilger,野村恭彦,豊島瑞穂
- 出版社/メーカー: 英治出版
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変化はいつも辺要から発動すると言われますが、糸島はいろいろな意味で本当に面白い。これからどんどんいろいろな事が起こっていくと予感させるエリアだと体感。
さて。
糸島壱岐への移動は唐津港よりフェリー。
移動中、大荷物をモノともしない頼れる人、OSYCの村田さん。
(いつも頼ってばかりですみません。ありがとうございます)
壱岐についてはまた後半にて。
to be continued...