鎌倉隠れ家カフェで世界のエスニックWander Kitchen(ワンダーキッチン)
鎌倉駅西口を出て御成通り(〜由比ヶ浜通り)は美味しくて素敵なお店が多いお気に入りのエリア。この日、ぶらぶらしていて改めて目に留まったのはこの案内。
この地図のエリアは、我が家のリビングにいる感覚でコーヒーが飲める喫茶店の「LIFE」から始まり、おいしいパンの「LILIAN(鎌倉利々庵)」、手作りチーズが美味しい「ラッテリア べべ」と、小粒なりに良いお店があるのですが。
ここにひと際印象深く、雨ににじみながら訴える「最上の刺激、胃袋の冒険」のコピーw
・・・一体なんなんだ、この、素通り出来ない感はっ(笑)
しかも地図に載ってないじゃんw
ということで、とりあえず行ってみようと道なりに歩くと、小さな靴下屋さんの角でフラミンゴが店案内してます。
そしてその奥に見えるのが、ワンダーキッチンの看板。
なんか普通の家っぽいw
ぜったい怪しい、こういうの。
・・・と、突き当たって表れるのは、グリーン豊かな古民家でした。
ちょっと驚き。
ガラスの引き戸をガラガラ開けると、まず大きなテーブルが目に入ってくる感じ。
入ってすぐの1階は、お店の人と馴染みのお客さん(かな?)が穏やかに会話をしている。その様子は内にこもる感じや嫌みがなくて良い感じ。
こういう店主さんのモードはオッケー、と思っていたら2階の席もあるとのことで。
かなり狭い階段を登りながら驚くのはインテリアの世界観。
古材を張り合わせた壁とか、すごいバランスとれたセンスの良さ。
全体が調和のとれていないように見えて調和がとれているアンティーク調というのかな、どこも雰囲気抜群。
幸い、訪れたのが平日2時半頃だったからか、人がほとんどいない時間帯。
半2階を越えて、最上階の3階の席に座ることに決めました。
どのフロアも隅々までいろいろ見てみたくなる感じでオモシロイ。
雨に濡れたコピーじゃないけど、まさに「冒険感」w
3階の隅のコーナーはラグに直座りしてちゃぶ台でくつろぐタイプ。
ちゃぶ台脇の馬のオモチャを見て「伝説のオトコ冬彦さん衝撃の木馬シーン」を思い出すワタシは、はい、間違いなくその時代の人ですw
まぁ、木馬はともかくとしても。
光が燦々と差し込み、時代を経た家具やしつらえの中に据わっていると、なんとも落ちつくものです。
階下からランチメニューの黒板を持って来て下さりましたが、時間が時間だけにすでに売り切れ(×がついているもの)も多く、それでも選びきれない程のバラエティ。
和食含めあらゆるエスニック。そして調理法も、カレー、煮込み、ムニエル、ソテー等。
しかも、毎日メニューが入れ替わり、しかも世界各国の料理ということで、お店の女性の方ご自身も食べたことが無いメニューもあるとのことでした。
まさにワンダーキッチン!
全て十二穀米とグリーンサラダ飲み物付きで1,050円。
そのうち50円は義援金になるそうで、何かと良心的です。
今回は、無難ながらも定番と言われるチキンコリカレーを頼みました。
ほどなくして到着。
いやー、お皿とカレーの彩りがキレイ!
こういう色使い、すごく好きなんですよね。
雑穀ご飯を富士山みたいに盛っている感じも良い。
そして、一口食べてみて。
むー。。何とも言えない複雑な味わい。
ただでさえ、カレーってスパイスのカオスだと思うけれど、本当に複雑にいろんな味が絡み合っていて、美味しい。スパイスの使い方にバイアスが少しかかっていて、これもまたクセになる感じか。
この日は、カレーを頂いた後、じっくり本を一冊読み終えて、すっかり暗くなってからお店を出ました。
また居心地の良い、長居したくなる場所を見つけてしまった、と言う感じです。
ちなみにですね、是非トイレにも入ってみてくださいね。ある意味お手洗いがここワンダーキッチンの一つの真骨頂かとw
ついでに、このお店が気になる方には、以下もオススメ。
カレーが気になるならゴクラクカリー(由比ヶ浜)とか。
馴染み良いお店の空気感の中で時間が過ごしたいならカフェ・テールベルト(扇ガ谷)が素敵。
そして、このエリア(御成通りから横道入る)では、手作りチーズのラッテリア・ベベが美味しいお店かな。
【ワンダーキッチン WanderKitchen】
0467-61-4751
12:00~20:00(L.O.19:30)
日曜営業
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