鎌倉腰越野菜フレンチSuzuは予想を超えた美味しさと居心地の良さだった

江ノ電の腰越駅から徒歩2分ほど、江ノ電通りにある「野菜フレンチSuzu」

住んでる場所から近過ぎて行きそびれていたのですが、やはり気になってお店訪問。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

お店の前を江ノ電がのんびり通ります。

その間、約10分に1回というペース。

すぐ目の前を電車が通っても、このゆるさだと気にならないものです。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

店内はテーブル4席。10人で満席というこじんまりしたお店です。

オーナーシェフとパティシエのご夫婦でいらっしゃるお2人が、十分に気配りと目配りをして下さいながら、お食事とデザートをサーブしてくださるのが伝わって心地よいお店です。シェフは元ホテルオークラのシェフだったらしい。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

手書きのイラスト、添えたガーベラ。

こういう小さな事から伝わる雰囲気と言うものがありますね。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

今回頼んだのは、フレンチハンバーグランチ。

野菜フレンチと言うお店の名前の通り、鎌倉と藤沢の野菜をたっぷり使いながらフレンチで素材の魅力を引き出しているのですが、これがまた本当に美しい!

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

パン皿の鮮やかなフューシャピンクとランチョンマットのマットな黒、透明なお皿に彩り美しくアレンジされた20種類の季節野菜サラダ。

スッキリした酸味あるドレッシングも美味しかった。

 

パンにはお豆腐が練り込まれているそうですが、歯ごたえもっちり。

こちらも美味しかったなぁ。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

スープは、この日はトウモロコシ。

調味料はほとんど使っていないと言うのですが、濃厚な甘みがインパクト大きくてビックリしました。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

あんまり美味しかったので思わず作り方を聞いたら、

トウモロコシを蒸す→さらに焼く→身を外して芯と一緒に煮込む。

加えるのは、水にクリーム、牛乳、塩こしょうだけ。

へー、と驚きました。

上に乗っているのは、焼いたトウモロコシとクルトンですが、このクルトンは、トウモロコシを漉したときの残りかすを使って焼いたサブレ。

野菜を最後まで使い切っています。

大事にしていらっしゃるんですね。

メインのハンバーグには、トマトのコンフィとマッシュポテト、甘トウガラシ。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

マッシュポテトをソース代わりにして頂くのですが、このバランスが良かった。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

ハンバーグはお肉の味がしっかりあって、歯ごたえしっかり、肉肉しい!

何とも言えず絶妙な塩味加減が素晴らしいと思いました。

何と言うか、ギリギリ濃いめの塩加減、というのでしょうか。

この塩梅はなかなかの感動もの。

ここまででずいぶんお腹いっぱいになったのですが、最後にデザート。

ちなみに、ここまでは、奥様がシェフのお料理をサーブ。

デザートのあたりになると、シェフがサーブに回り、奥様はパティシエ仕事に専念。

見事な連携で役割をバトンタッチされていらっしゃったのも印象的。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

デザートは抹茶ロールケーキにマスカルポーネ、あずき入り。そして抹茶アイス乗せ。

削ったチョコレートの飾りとか金箔とか、とても繊細。

抹茶・あんこ好きにたまらない美味しかったなぁ。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

食後のお飲物はブルーベリーメルローというハーブティを頼んだのですが、この紅茶がまたシャレていまして。

どうも、ティーフォルテ(Tea Forte)と言うらしいのですが、三角の形のティバッグが可愛らしい。

2杯は十分飲めますと追加でお湯も下さったので、最後まで味わいました。

コースで1,800円(税別)なので、決して安いランチではないのですが、十分に価値ある内容です。是非行って頂きたい。

ゆっくり会話を楽しみながら美味しいお料理を頂きたい時とか、もう最適。

案外ボリュームがあるので、男性にも喜ばれるかと。

ランチコースには他に2,500円のものがあり、それはお魚かお肉が選べます。

(+1,000円でメイン2種類になるそうです)

昼夜問わず、8名から完全貸し切りも可能との事ですし、いろいろな機会に行けたらよいなと思うお店です。

鎌倉腰越野菜フレンチSuzu

【野菜フレンチSuzu】

鎌倉市腰越3-1-21 坂本ビル1F

0467-31-2506

水曜定休

ランチ 11:00-14:00

ディナー 17:30-20:00

tabelog.com

関連ランキング:フレンチ | 腰越駅江ノ島駅湘南江の島駅