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【備忘録】国家資格受験記念。アラフィフ30年ぶりの受験体験。

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先週の日曜日、とある資格を取得するために「受験」なる事をして参りました。

合格率35%の難易度C(やや易)とは言え、一応国家資格だったので当日は勝手に緊張しました、はい。

(ちなみに、日本には医師、弁護士、建築士、その他ありとあらゆる業界にわたり300弱の国家資格があるそうです。いろんな資格があって調べてみると面白い。)

合否が出る、そのために勉強をし、模試を受けて実力を知って本番に臨むと言った一連の「受験勉強」をしたのは、約30年ぶりくらいの事か。

終わってしまうと「良い経験」として丸められちゃいますが、今回、改めて気づいた事を備忘録として。

受験シーズンには遠いけど、試験というものは年中あるし、何かで役立つかもしれないしね。

まず、一番に思う事。

学生さんは大変だ。

覚えたくもない単語とか記号とか、覚えて一体それが何になるんだ?的な決まり事を、とにかく文句言わずに覚えないとならない。

「まだこんなに覚えてないー!覚えられない。あー、もー無理だー。」と叫ぶ私を横目に、JKの娘は「私の苦労がわかったか。高校生は期末試験のたびにそんな思いなんだからねっ!」と冷静な視線とコメントを、度々、頂きました。

はい、ほんと、その通りです。

大人の趣味から始まるお勉強は「繋がり」があるから納得感があるし、学んだ事が思わぬ所に繋がっていくので、勉強していても楽しい。

でも、学生的な勉強は「つべこべ言わずにこれはまず覚えなさい。話はそこから。」的な事が多く、それって、シンドイ。

単語カードなど作って隙間時間に見たりしましたが、年取っている分だけ記憶も弱いと嘆いたけれど、年齢に関係なく難しい事を覚えるのは大変なんですよね。

 試験前一ヶ月前のむにょむにょ

この時期のプレッシャー・・・。

なんで試験を受けようと思ったんだろ、という「今更そこ???」的な疑問・後悔から始まり、このままじゃ合格は無理だぁ・・・と言う焦り、プレッシャー、ストレス。

その一方、今はもうやるっきゃない!の開き直り。

「むにょむにょ」と「うぉぉぉぉぉぉぉーーーー」という感情の反復運動を繰り返す日々。

腹が据わるまでの期間って、痛く、ツライ。 

 

試験当日の(無意味な)ドキドキ

利用していた通信教育先から送られて来たサポート冊子の注意事項を確認しつつ、会場までのアクセスをチェックしたり、試験時間に合わせて食事の時間を調整という準備をして会場に入ったところ、教室では、ほぼ全員が着席して、持参したノートをチェック中でした。。。。

皆よりやや遅れて会場入りした上に、他人のビッシリ書き込みノートとか見ると、もう、こっち、超ビビってすでに負けた気分になりますね。

(問題はその人との「勝ち負け」じゃないんだけどw)

ほんっとああいう時って、自分以外全員が「出来る」人に見えるものですね。

でも、「いやいや大丈夫。不安で緊張しているのは皆一緒。皆も同じように感じている(ハズ)」と自分を落ち着かせてみたり。

試験前15分頃から試験官から進行についての説明があり、そのまま問題用紙が配られ、試験開始に突入。

「やって来た事の全てがこれで決まってしまう!」

このプレッシャーがぁぁぁ。

でも、やった事もやらなかった事も、今となっては持っている武器(覚えた事や問題集やった事とか)で闘うしかないと割り切るしかない。

そう、「闘う」には、まず気持ちを落ち着かせて身を整えるべしと、深呼吸などして酸素を脳に送りつつ。

そうは言っても、隣の人、問題のページを繰るスピードが速いよ!

こっち、まだ考えてる全然ページの途中なのに!!

これは、アセる。

「いっせいのせ!」で問題を開いたスタート直後は、ページを繰る音によって自分と他人のペース差がはっきりするので、インパクトも大きい。

でも

「いやいや、人によって得意分野は違うもの。今、調子良い人だって、どこでつまづくかわからないんだから。気にしない気にしない」と自分に言い聞かせてマイペースを保てると気持ちも落ち着きましたね。

特に今回の試験は、最低点数を獲得していれば合格するという性質のもので、大事なのはトータルの獲得点数。必要なのは速さではなく正確さだとパニクらないようにすることって大事。 

試験中盤に必要な粘りとか

集中して回答を進める中でも、連続してわからない問題が続いた時には、集中力と気持ちが萎えそうになる瞬間が度々・・・。

やって来たのに良い結果には繋がらないの?と自信喪失しそうになったりね。

でも、「こう言うときもある、とにかく最後まで諦めない」と、集中力を切らさないように粘ったんですが、ま、こういう所が、オトナの良い所かもしれませんね。

生きて来た年数や人生経験の分だけ図々しく肝も据わるというものなのかも。

そんなこんなで試験のギリギリまで見直しをしながらジタバタもがいて参りました。

回答をさっさと終えて試験の途中で会場を出られた方も数名いらっしゃったようですが、そう言う方は試験までに十分な準備をされてこられたのだと思います。

素晴らしいな、本当に尊敬します。

試験終了後の脱力感

試験後、まじ、脱力。

達成感とか言う表現もあるかもしれないけれど、試験の場合って、ちょっと違う。

それに、試験が終わると、よく外野として「どうだった??」とか聞きたくなるものですが。

はい。実際に、息子の入試の時にも、つい聞きたくなって聞いてしまってましたが、息子が「まぁまぁ」と答えていた気持ちが今回よーくわかりました。

ほんっとに、それ以上でもそれ以下でもなく、「まぁまぁ」としか答えようがないんですね、ああいう時って。

まずは、やり切った自分を褒めてあげようと思いました。

息子が「もうどこに行くのでもいいよ、やり切った。」と試験後に言った感覚が、今更よーくわかりました。ちょっと反省。

 試験後の自己採点一喜一憂

帰宅した夜、解答速報がメールで到着。午後15時半に試験が終わり、18時にはネットにアップされるその速さたるや驚愕。

さすがに自己採点する気力が残っていなかったのでその日は寝ましたが、翌朝、白黒はっきりさせて一日を始めるためにも自己採点に取りかかりました。

オットと息子は私の一喜一憂ぶりを横目で見ていましたが、「ギリギリ」ラインで合格?とか??

何があるかわからないので、正式な合否発表があるまでは何とも言えずモヤモヤするーと悶えていたら、息子が

「受かってるか落ちてるかだけだったら、もういいじゃない。合否が次の選択に影響すると言うならハッキリ知る必要があるけれど。」と、これまた冷静な一言。

そうだよね、例えばセンター入試だったら、A判定、B判定の結果で次の対応も変わるから、合否の確認の必要があるけれど、今回は結果を受け止めるだけ、だもんね。

はい、大変お騒がせいたしました、申し訳ありません。

そろそろ日常に戻らせて頂きます、と、この一連の狂想曲騒ぎを終わりにしたのでありました。

思わぬ所で趣味が実益に繋がる経験

実は私、趣味でトライアスロンを7年程続けてきているのですが(大会に出るのは2−3年に1回というユルいペース)今回は、トライアスロンの経験が随所で活かされたなーと思う場面が多かったですね。

およそレース前には「なんでこんな(大変な)大会にエントリーしちゃったんだろ」という後悔に苛まされる所から同じだったのですが(笑)会場で自分以外が全員強く(賢く)見えたりとか、途中でくじけそうな気持ちになる事もあるけれど、自分にはやり切るだけの力はあると自分を信じて最後まで粘るとか。

ユルイなりにも、続けている趣味がリアルな場面に結びついた事でした。

 

それにしても、試験に向けての日々と言うのは、大変だ

今回の私の受験については、自分の資格取得を差し置いて、試験に向かう方達の気持ちを体感する事が出来たのも収穫だったと思っています。

身近な存在で言えば、息子は一年間もの長い浪人生活をよくぞ乗り越えた、本当によく頑張ったとしみじみ心の底から思う事ができたのも良かった。

自分との戦いを日々続けていくのには、結構な忍耐力が育つものだと。

そして、来年高3になる娘の気持ちも、少しは理解できる気が。

とにかく、合格を目指して頑張る全ての皆さんにエールを送りたい。

本当に、みんな一生懸命頑張っているし、一生懸命一日を生きていると思います。

全ての経験は無駄ではないし何かに繋がる、と実感した経験でした。

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試験終えて会場出たら、外はしとしと雨。

雨でも何でもいいわ、とにかく終わってホッとしたー、と言う気持ちだったのをよく覚えてます。。 

おしまい。