今だけ味わえる幸せを自分でどのように見つけるかと言う事。

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最近、街や電車の中で見かける小さな子どもが可愛らしくて愛しくて仕方がないここのつです。

・・・と、そんなところに、Facebookのタイムライン上に流れて来た友人のお子さんの動画。思わず見入ってしまいましたよ。

動画、何度も再生して見直してしまいましたよ。

それは、「虹〜きっと明日はいい天気〜」という童謡を歌っているものなのですが、7歳くらいの男の子が一生懸命覚えたての手話動作を交えて歌う姿が本当に愛らしい。

歌いながら、頭の中で歌詞や手話の動作を思い出しながらする事なので、すらすら歌える訳でもなく、全体として非常にたどだどしい。

 

途中、一瞬照れたように笑う瞬間があるんだけど、おそらくそこには誰かとても近しい人の笑顔があって、その人が手拍子なんかで応援してくれる姿に照れたのかな。

とにかく、その子の歌だけではない、その子の周りに巡っている温かな空気感が、「幸せって、こういうものなんだよな」と伝わるもので、実に微笑ましい。

 

それで本当に久しぶりに思い出した、そうそう、すっかり忘れていた、小さい子どもが家にいるとはこういう喜びがある事だったということを。

今は19歳と16歳になった子どもたちも、かつてはこんな時期があったあった。

あぁあ、当時の可愛らしい面影なんて、すっかり無くなったなーなどと思いながら、そんな内容のコメントを送ったら、彼女が「そういう先輩の言葉を聞いて『そうか、これは今だけ味わえる大切な時間なのだ』と気づける私は本当に幸せ者だ」と返信してくれた。

本当にその通り。

でも。

私が尊敬して心から慕っている鈴木秀子先生(聖心女子大学教授・国際コミュニオン学会名誉会長)はこんな風におっしゃっていた。

それは、人生をあっと言う間にツライものに変える「三悪」の一つは、「過ぎ去った事をあれこれ思い煩うこと、ああなったらどうしようと将来を不安に思う事」だと。

つまり、「今、目の前の事」にフォーカスせよという事。

今の私は成人直前の青春まっただ中、思春期ど真ん中のあの子たちの「今」を真っすぐに見て喜びを味わうのが大事なんだろうな。

確かに、可愛かった頃は二度と戻って来なくてそれは若干寂しいけれど、今、日々悩みながらも前進しようとして青春を謳歌している姿を愛しいと思う事が、今を生きると言う事。

そう思ってみたら、子どもたちが今一生懸命頑張っている姿が本当に愛しくて「今しかないこと」で「応援したいもの」に瞬時に変わった。

探そうとすれば、「今だけ味わえる大切な時間や瞬間」はそこらじゅうにあるもので。

目の前にあることをじんわりと感じながら、すでに失ってしまったものや手に入れられないものを思うのではなく、手の内にあるものを、しっかりじっくり味わっていこう。

 

「虹〜きっと明日はいい天気〜」

作詞:新沢としひこ

作曲:中川ひろたか

庭のシャベルが一日ぬれて
雨があがって くしゃみをひとつ
雲が流れて光がさして
見上げてみれば
ラララ
虹が虹が 空に架かって
君の君の 気分も晴れて
きっと明日はいい天気
きっと明日はいい天気

そうそう。

そして、一日中雨が降る事があったとしても、そのお陰で雨があがって虹が見られる喜びを得られるのであれば、降り続いた雨もきっと良い雨だよね。

 

以下に、FBに投稿した友人の許可を頂いて彼女の動画を公開させて頂いています。

心温まりたい方は是非どうぞ。

この歌、なんか泣ける。。タイトルなんだろう?雨の火曜日もいっぱい生きる!

Posted by 金澤 悦子 on 2015年6月8日

  また、「幸せになるための秘訣は全部自分の中にある」ということを私に教えて下さった秀子先生。

秀子先生のご本はたくさんあるのですが、今回はこちらの一冊をご紹介します。

側に置いてバイブルのように見返していると本当に良いです。

幸せ革命117のヒント―すべての鍵は自分の中にある

幸せ革命117のヒント―すべての鍵は自分の中にある