トキとコトの記録。手帳愛と東国三社巡りの不思議な関係。

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(香取神宮)

先日、お友達と4人で東国三社巡りをしてきまして。

東国三社とは・・・

茨城県南部と千葉県にまたがる地域に「東国三社」と呼ばれる三つの神社があります。
鹿島神宮、香取神宮、息栖神社は東国三社として信仰の篤い神社であり、現在でも東国三社参り(三社詣でる事)が行われています。
三つの神社が「東国三社」と併せて呼ばれるのは、それぞれに祭られるタケミカヅチ、フツヌシ、アメノトリフネの三柱の神が、アマテラスに天界から派遣されて、地上を譲るように迫った「国譲り」神話に由来しています。

のことなのですが。(引用:神栖市観光協会HP


3つの神社を巡った帰路の休憩時に「手帳の利用法」について話題が及びました。

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手帳に日々の出来事や気づきを書き留めるようになって数年。

手帳には

・月ごと、日ごとのスケジュール管理

・その日の気づきや学び、記憶に残る言葉や気になったこと、出会った人

・参加したイベントやセミナーの記録、読んだ本の感想

・新聞や雑誌のスクラップなどなど

などを記録しています。

 

 そもそも日記のように手帳を使うようになったのは、太田正文さんの『「先まわり」手帳術』を読み、『「今」という言葉は英語で言うと「present」。今日と言う一日、今この瞬間は神様からのプレゼント』という言葉に出会ってから。 

1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術

1年以内に夢がかなう「先まわり」手帳術

 

手帳に記録していると、

・どんな一日でも何かの出来事は起こっていて、いろいろな感情も湧き起こっているということ。

・そして自分のアンテナに引っかかったコトは、自分に必要な事や本当の気持ちに気づくために大事なヒントだということ。

・フローで流れていく日々の出来事を大きな流れの中で捉え直せること。

・それらを丁寧に紡いでいく事が、将来の自分を導く良い循環を生み出すということ。

に気づくのが容易になり、目の前の事だけに夢中になっていて自分ではわからない大きな流れや過去の出来事の意味、そして自分の本当の気持ちも捉えやすくなると感じます。

ネガティブな気持ちや出来事はそのまま記録せず「◯◯だったからこれからは△△にしていく」という書き方にしています。

また、1ヶ月ごとに日々の出来事における締め・月次決算を行うように「前月はどんな一ヶ月だったか」を表現する一言でまとめてみるようにしています。

これを続けていると、後から手帳を読み返した時に「良い事も良くないと思われる事も含めて、日々いろいろ起こるのが日常で、その連なりが一年で、その中にこんなに多くの良い事や出会いある」という事実に気づけて感謝の気持ちが湧いてきたりします。

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余談ですが、お仲間4人のうち3人がほぼ日手帳の愛好者でして、どの手帳をどう使うかについての見解がそれぞれ面白かったですね。

私はほぼ日カズンの利用者ですが、やはり「重さ」が悩み。

何でも書き込めるために、手帳に書き留める事も散漫になりがちな気もするので来年はオリジナルサイズにして見ようかとも思ったり。

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ところで、冒頭に挙げた東国三社。

鹿島神宮〜息栖神社〜香取神宮は、息栖神社が直角の頂点として鹿島神宮と香取神宮を結んで直角二等辺三角形を描くことが知られていまして、なんでもパワースポットらしく。

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引用:同上 神栖市観光協会HP

また、鹿島神宮が「過去」、息栖神社を「現在」、香取神宮が「未来」を映す鏡とも言われていて、三社を巡る事で改めて自分の方向性を見据えて要となる決意を支えるとか。

そう言われてみると、鹿島神宮と香取神宮の双方に「要石」がありますし、大きなコトを抱える過去から繋がる現在を生き、さらに明日の未来へ繋げる時、その「要」が過去を表す鹿島神宮と未来を表す香取神宮にあるのは面白い。

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そして、そんなトキの流れを一日で巡った旅の終わりに、そのトキの流れを記録する手帳の使い方について話が出たのは(ちょいこじつけ気味だけど・笑)なんだか符合していて面白いなーとも。

東国三社巡りは今回で2回目ですが、前回も今回も腑に落ちる気づきがありました。

そして、鹿島神宮の力強さ、息栖神社のこじんまりとして優しい感じ、香取神宮の晴れやかな明るさなど、それぞれに全く違った特徴があって、とても気持ちがよくなる神社巡りだと思います。興味をお持ちの方には是非オススメしたいです。

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