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都内の兼業主婦が、湘南で単身デュアルライフを始めた理由

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はじめに

私には、都内で働く夫と2人の子供(浪人中の息子18歳と高1の娘15歳)がいます。

そして私も仕事を持っています。

そんな現実の中、「湘南に暮らす」という長年の夢を、江ノ島のシェアハウスに住むことで実現し始めて約4ヶ月が経ちました。

シェアハウスに入居しているのは私だけなので、夫と子供たちはこれまで通りに東京の家で暮らしています。いわゆる「別居」は求めるものとは全く違うので、私が東京と江ノ島を一週間のうち半分ずつ行ったり来たりする「デュアルライフ」というスタイルを取っています。

 

この事実からだけでも、「シェアハウスって?」「デュアルライフって?」「お母さんがいない間、ご家族は?」「仕事って、どんなお仕事?」などなど、たくさんの「???」が出て来るようです。

 

私たち家族としては、かなり自然な流れと成り行きでこの形が生まれたのですが、どうやら世間一般的には「よくわからないんだけど」から始まる様々な質問があり、また、この生活スタイルをどう成立させているのかを聞かれる事も多く、さらには、もしかしてこれは新しい生き方としての1つのサンプルかもと思うようになりました。

 

というわけで、一度に全部は説明しきれないので一つ一つ分解しつつ、これまでの経緯や現状などをシェアしてみようかと思い・・・という流れの中での、今回1回目。

 

シェアハウスに入ると決めるまで

 以前から湘南に暮らしたいという願いを強く持っていました。

江ノ島については、今回たまたまご縁があったからなのですが、むしろ逗子や葉山にいつか必ず住みたいと願ってきました。

 

ただ冷静に考えて、都内に自宅があり、未成年の子供が2人いる現状としては、湘南暮らしは少し先の事かなとも思っていました。

苦肉の策としての「週末ステイ用セカンドハウス」を探してみても、案外家賃が高く。。。

 

こういう場合、何も一軒家やマンションを借りなくても、ホテルやゲストハウスでいいじゃないの?それなら家賃分よほど何回も泊まれるのに、とも考えられます。

そうですよね、そう思います。全くその通りかと。

でも「旅先としての滞在」と「暮らしとしての滞在」では大きく異なるんですよね。

私は、どうしても、「暮らしたかった」のです。

実際、葉山が好きで何度も日帰りで遊びに行ってました。

でも、夜には帰らなければならない。

もし泊まったとしても、都内に帰らなければならない。

 

「戻る」先、「帰宅する」先としての「湘南」であってほしい。

「暮らす場所」としての湘南が必要だと思っていました。

 

ここで、ちょっと話逸れますが、今、ちょっと気づいちゃったんですけど。

 

これって、いわゆる「付き合ってる彼と結婚したくなった瞬間」というのに近いかもしれませんねw

彼と朝まで過ごしたい。

彼と朝ご飯を一緒に食べたい。

そして1日の終わりには、帰る先に彼にいて欲しい。

つまり、私、恋していた湘南と、結婚したくなってたんですかね。

笑えるなー(笑)

 

そんな矢先、久しぶりに再会した友人にそんな夢を話した所、彼女が「シェアハウスに入ればいいんじゃない?家賃安いし。私の友人が湘南にシェアハウスを何件か運営しているから話を聞いてみたら?」と言った訳です。

 

衝撃でしたねー。斬新でした。

なんという発想の大転換。

正直言って、シェアハウスだなんて、考えた事もなかった。

 

ただ、考えれば考えるほど、シェアハウスというのは理にかなって建設的で経済的なシステムではないかと思うようになりました。

つまり、

セカンドハウスとして家を借りた場合に発生する問題点

1、      滞在日数の割に家賃がかかりもったいない

2、      ゴミ出しが困る

3、      不在日が多いので、防犯が心配

4、      必要最低限の家財はどうするのか

がすべて解消される訳ですよ。

 

いいな、シェアハウス。

入ってみたいな。

やってみたいな、夢の湘南暮らし。

 

ただ、こんな私でも、さすがにしばらく悩みました。

いいの?

そんな事しちゃって、いいの??

(悩んだようには思えないと言われるかもしれませんが、悩みましたよ、はい、結構。一ヶ月くらい)

 

ところでですね、例えばここで、先の例えを引っ張りだして言うならば、

「まだ結婚するタイミングではない彼とまずは同棲してみてから!」とかってなるのかもしれませんね。

いや、そうなるとむしろ「不倫だろ」とかややこしい事になるので、ソレはアレで終わらせときますね。

あしからず。

 

さて、一応は悩んだ私ではありましたが、とあるきっかけでブレイクスルーをしたのです。

 

ブレイクスルーとは

・本当にやりたい事があって、それが実現できるチャンス(状況)があるならば、それはやるべきだということ。

訪れたチャンスを逃したら、その先で実現できる保証はない。

(ただし、どの状況をチャンスと捉えるかは人それぞれかと思います。うちの場合は、息子が浪人生、娘が高校進学直後という事から考えると、整っていないと考える方も多かろうと思います)

  本当にやりたいことをやって幸せになっている人がいるという事、それが周囲に大きな勇気を与えるということ。

 

というシンプルなことでした。

 

また、シェアハウスの場合は、一般の賃貸と違い、ほとんどのケースで敷金や礼金がないので(オーナーによって違うケースもアリ)、実際に住み始めてうまくいかないと思った時にはすぐに撤退すればよいと考えたのも、入居を後押しする大きなドライブでした。

 

家族にどう言おう。 

というわけで、江ノ島のシェアハウスに入ると決めてからは、家族にどう伝えるか、という具体的で現実的な課題になるのですが。

以下、実際の流れ。

 

まず娘。

高校に入ったばかりで環境が激変した直後の15歳。

もう15歳、されど15歳。

「お兄ちゃんがいる妹」という立場で、今まで大事にされて育ってきたことからも一番気がかり。

とにかく、単刀直入に聞いてみた。

 

私「ねぇ、かーさんはシェアハウスに入ろうと思うよ」

するとそこは『シェアハウス=テラスハウス』という図式がインプットされているリアルJK

「おかあさん、今度は一体何を考えているの!!??」と(笑)。

いえいえ違うのよ、かーさんは出会いを求めてシェアハウスに入るのではないのだよ、ずいぶん前から海の近くに住みたいと言ってたよねぇ?それで知り合いに湘南の・・・・シェアハウスの・・・アレコレアレコレ・・・

(それにしても「今度はいったい、って、え??」)

 

そしたら娘

「あ、そうなのね、そういうことならいいんじゃない??」と案外あっさりOK

 

つぎ、息子。

浪人生の18歳。2浪は許さん、という背水の陣の今年。

私「ねぇ、かーさんはシェアハウスに入ろうと思うよ」

息子「いいんじゃない?」

あっさり過ぎ。

 

でも、実はこの返事、かなり想定内。

自分の周囲の人間がカリカリせずに穏やかにいる状態を一番好むバランス人間の息子にとっては、母親がニコニコして好きな事をして機嫌良くいる事が何より嬉しい。

ここで私がやりたいと言い出した事に今反論を唱える事は全く持って得策ではないので、まずは許容し、その後自分の権利を主張しようという作戦か。

 

で、最後に夫。(おいおい、夫は最後か??w

私「ね、ずいぶん前から海のそばで暮らしたいって、わたし、言ってきたよね」

夫「うん」

私「それだけどさ、いろいろ調べてきたんだけど、賃貸だと案外高いんだよね。その代わりシェアハウスって案があってさ、いいオーナーさんをEちゃんに教えてもらったんだよね。見てきたらいいお家だった。入ろうと思う。」と、先にお話しした賃貸だったらかかるアレコレアレコレの問題もシェアハウスなら解消されるしというプレゼンをしつつ「入居は5月から」と有無を言わせず、決定事項としてお伝え。

夫「わかった」

私「ありがとう」

 

というわけで、入居決定。

 

改めて、私の「やりたい!!」という事を暖かく受け入れてくれた家族には本当に感謝です。

お互い、いつも「自分が本当にやりたい事は何か、そこに正直に向き合って自分で決めよう」と話し合ってきた結果、大人になりつつある子供たちが、親であると同時に一人の人間である私の意思を尊重してくれたのかもしれません。

 

というわけで、次のフェーズは、かーさんがシェアハウスに入ってしまうって実際どう言う事?というリアルな課題を家族で話し合う事になるのですが、それはまた次回ということで。

 

to be continued….