【壱岐グルメ番外編】壱岐牛のハンバーガー!モカジャバカフェ大久保本店

ここのつブログは「湘南での暮らしを紹介」をメインに、日々思う事や旅のお話などを織り交ぜて更新しておるのでございますが、その中でも最近は「壱岐」「糸島」方面の紹介記事が多くなって来た気がしますw
湘南ブログにおいて、なぜに離島の壱岐をそこまで頻繁に紹介するの?って感じですが、何故?って聞かれると、答えは恐らく
「だって、壱岐や糸島の空気感は、湘南に流れる空気感ととても似ているから」ということかと思うんですよね。
実際、糸島は鎌倉からの移住者も多いです。
東京・都心からいったん鎌倉に移り、改めてそこから糸島へ向かうのはもしかしたら自然なルートなのかもしれませんよね。
というわけで、前置き長くなりましたが、今回のご紹介もまた「壱岐」w

壱岐グルメ、その代表格の一つは壱岐牛!】

壱岐は離島ですので、魚介がおいしいのはもちろんなんですが、実は「壱岐牛」が相当美味しい。
本当に美味しいです。
東京地方で壱岐牛が食べられる所は限られていると思いますが、是非もっと知られて欲しい。関東地方でもたくさん食べられたらいいなと切に願います。
 
ということで、ご紹介したいのが壱岐牛100%ハンバーガーで知られる「モカジャバカフェ 大久保本店」であります。
場所は、壱岐・勝本港。

勝本港は、今も毎日午前中に開かれる朝市があったり、訪れるにはオススメのエリアでもあるのですが、とっても趣あふれる街角。

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いやぁ、自転車のペースが似合う町並みです。
離島に来たら、ほんと、ゆったりのんびりするのが大事。
そして、ここが「モカジャバカフェ 大久保本店」
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建物だけで、大変に雰囲気ある。風情抜群。

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そもそもここは海産物問屋だったところをカフェにしたそうで、建物の歴史はなんと築130年とか!さぞや大きな問屋さんだったのでしょう。

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ピカピカに磨いて黒光りしている床が気持ちよいです。

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本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)はお祝い・記念日にとってもオススメ♪

普段は気軽なお店でワイワイ飲み明かす友人と新年会をやりましょう、と。

たまにはシャレたお店で集まろうと決めたお店が、和田塚にある「Arashida(アラシダ)」。

実はここ、はす向かいにある伝説の銀行バー「THE BANK」に立ち寄る度に、けっこう気になっていたのでありました。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

1階の「ete(エテ)」(この日はまだお休みだったようですが)も、美味しさで定評のあるフレンチレストラン。つまりここは本格派のビストロフレンチ、スペインワインが充実のクラシックスペイン料理、銀行Barと、非常に食とお酒が充実した一角となりますね。

Arashidaのオーナーシェフは、その名の通り嵐田憲和さん。

スペインの星付きレストラン「スベロア」をはじめ、各地でご経験を積まれた後、2010年10月に独立されたそうです。 

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

店内は、テーブル間に適度に空間が広がり、心地よい会話がはずむように置かれています。席数は、カウンターとテーブルを含めて18席。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

カウンターは3組がゆったりと座れるように配慮されているのがこのお店らしいかと。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

二人用のテーブル席は、広くて大きなガラス窓のそば。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

一段上がったステージ席。案外、個室感がありそうな。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

そしてこちらが今回わたしたちが座った6人席。

いやほんとにね、こんなオシャレで心地よいお店があるなんて、鎌倉ってバリエーションに富んでるなーと改めて実感です。

ディナーはフルコース全9皿6,000円と、ショートコース全6皿(アミューズ+前菜2皿+米料理+メイン+デザート)4,200円の2種類。

フルコースはArashidaの料理をスペシャリテから季節の料理まで揃えられているのでもちろんオススメだそうですが、ボリュームが心配という方には少し軽めのショートコースが良いかもしれません。

食いしん坊で美味しいもの好きな私たちが頼んだのは、もちろんフルコースの方。

今回はメンバーの集合時間がズレていたので、先に集まった3人タパス2種(オリーブの実とイベリコ豚のチョリソーと生ハムが入ったコロッケ)をコースとは別にオーダー。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

ギュッと凝縮した味わいのオリーブが口の中でとろけるほどの柔らかさ。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

そして、このコロッケもほんっとに美味しかった!

親指くらいの小粒サイズなんですが、小さいクセにこいつやるなーって感じw

歯ごたえあるチョリソーと生ハムの味が噛み締めるほどに出てきてしっかり味わい甲斐があるんだよなぁ。

 

さて、フルコースについてですが、アミューズの栗のクリームから始まり、冷たい前菜と温かい前菜が2皿ずつ交互に出され、その後に米料理、メイン。。。。。と続きます。

全てとても美味しかったけど、スペインの伝統料理という温前菜のスープ「ソバデアボ」は初めて食べた美味しさでしたね。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

このカリカリは主にニンニク。でもこれがただのカリカリにしたニンニクじゃない複雑な味。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

ここに特性のスープをかけて下さいまして。。。。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

まずはスープを頂き、次に卵黄をくずしながら混ぜて頂くというもの。

カリカリニンニクがスープに浸ってだんだんじっくりした食感になっていく様子が美味しかったー。

それと、大アサリとアスパラのアロスカルドソ(魚介のリゾットのようなもの??)もあっさりとしていてリゾットというより雑炊のイメージで美味しい。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

ところで、このアロスカルドソ、前菜とメインの間に運ばれて来た。

スペイン料理では、その順番で米料理が入るのかな。

メインの魚介は、バスク地方の伝統料理のタラのピルピル。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

これ、なんでもタラのゼラチンとオリーブオイルを入荷させたソースらしい。

これがまた美味しかった。いくらでも食べられるって思った程。

このソースに浸して食べるパンがまた格別。

(そうそう、ちなみにパンと一緒に出されたバターが薫製されてたんですが、これまた美味しかったのでした)

写真はないけれど、メインは、大山鶏のビトゥ風(アストゥーリア地方の伝統料理で、濃厚玉ねぎソース煮込み)かイベリコ豚ホホ肉の赤ワイン煮込みとトリュフ入りジャガイモのピュレ。

私は豚のホホ肉をお願いしましたが、形をとどめながらも口の中でホロホロと崩れていく程丁寧に煮込まれてました。

コース全9皿をすっかり堪能。たしかにボリューム満点。

次から次へと新しいお料理が出てきてかなり驚きましたが、一皿ずつは比較的少量なのでたくさん味わうことができました。あー大満足。

ちなみに、ワインも空けました。数本。(記憶なし)

どれも美味しかった。

美味し過ぎて楽し過ぎて気持ちよく酔っぱらいすぎて、写真はわずかコレのみ。汗。

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

 スペイン料理でここまで本格的なコースを頂いたことがなかったので(そもそも本格スペイン料理のお店自体が少ないと思うのだけど)それだけで感激でしたが、どれも本当に丁寧で繊細で素材が十分に活かされていて美味しかった。

それがこの鎌倉和田塚というこじんまりとした場所で頂けたのもさらに感激。

東京で美味しいお店は珍しくないですが鎌倉にもこんな良いお店があるのはひたすらに嬉しいことです。

お祝い、記念日、新年会、忘年会の大事な機会に是非もう一度行きたいお店。

 

【Arashida(アラシダ)】

鎌倉市由比ガ浜2-7-20-2F
0467-67-8320
LUNCH 11:30〜13:30(L.O)(金土日のみ)
DINNER 17:30〜21:00(L.O)
定休日 水曜日

本格スペイン料理とワインの鎌倉Arashida(アラシダ)

 

 

 

糸島・壱岐。移住・多拠点・地方暮らしを始めている人から感じた事。

今回で2回目の糸島・壱岐の旅。

去年の10月末に初訪問した時の目的は、主に糸島と壱岐の観光名所を巡りながらSUP(スタンドアップパドル)でその土地を味わい、楽しむこと。

ウワサには聞いていたものの実際に見て体験するのは大違いで、すぐ近くにある豊かで美しい自然、そして豊富で美味しい食に感動して旅を終えたものでした。

そして再訪を誓ってからの一年後。

今回は、自然と食を満喫する観光的な喜びから一歩踏み込み、自分らしい働き方と生き方を求め、糸島や壱岐に移住して新しい暮らしを創り上げている方達と一歩踏み込んだ交流を目的に糸島・壱岐を訪れてきました。

 

旅のコースは、土地の観光やSUP、美味しいものを堪能すると同時に、

【糸島】・・・糸島に移住して暮らしている方達と共に糸島の移住者たちが集うコミュニティスペースRISE UP KEYAオープニングイベントに立ち寄りながら、

糸島へ移住した合同会社こっから」メンバーが運営する「こっから大入ハウス」に宿泊する。(そしてアツく語る)

壱岐】・・・将来のアーティストインレジデンス化計画中の旧家に宿泊しながら、

クラウドファンディングで完成させた壱岐のゲストハウス「みなとや」で旅の方や地元と交流する。(そしてアツく語る)

などしてきましたので、そんなアイコン的スポットのご紹介と、思った事など。

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秋の神武寺をハイキングしてから俳句を詠む「ゆるハイク」

気持ちよい秋晴れの週末、東逗子駅から徒歩5分の神武寺を歩いて俳句を読むことにチャレンジしてみました!

 

というのも、この俳句作りは、私が主宰する「Vision Quest」コミュニティの新企画。

 

Vision Quest」は、東逗子のコンセプトシェアハウス#910(ここのつ島)をベースに活動するコミュニティです。「人生は可能性に満ちている」をコンセプトに、「へーそうなんだ!面白い」の気持ちから、これまでは思ってもいなかった事やチャレンジできなかった事へ小さな一歩を踏み出すきっかけとなるイベント、交流会、ご飯会などの企画を、およそ月イチ開催しています。

さてさて。

人が集まってお互いの句を読み選び合うことを、「句会」といい、どこかへ出かけて俳句を作ることを、「吟行」と呼ぶそうでして、今回は神武寺をゆるくハイキングして910で句を作る「吟行句会」。

東逗子駅に集合してお互いに簡単な自己紹介。先生でいらっしゃる海芋さんから簡単なレクチャーを受けて出発。

逗子神武寺ゆるハイク

 ちなみに、海芋さんは、10月16日放送のNHK「俳句王国がゆく」にも料理教室主宰俳人として出演されるマルチな方。

www4.nhk.or.jp

 

ここでですね、そもそもなんで「俳句」かと言いますと。。。

 

最近巷でよく耳にする「マインドフルネス」とも密接に関係しているのが日本の「俳句」なのかなと思ったからなんです。

現代に生きる私たちは、気軽にスマホなどで写真を撮る事で日常のありふれた幸せな光景を切り取っていますが、古来から私たちは季節感と共に、日々感じられる「幸せ感」や「心の平安」を俳句17音の中に表現してきました。

その古くて新しい方法で「コトバ」の力を再認識して、海芋さんから俳句の詠み方とコツを丁寧・簡単に優しく教えてもらう「ゆるハイク」で、「今・ここ」に自分を感じ、自然に感謝し、恵みを味わう俳句に親しむことが出来たら良いなぁ、と思ったからなんです。

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葉山ステーション探検レポ!(写真いっぱい紹介記事)

はい!行って参りました、9月1日に新しくオープンした「葉山ステーション」!!

葉山ステーション

葉山ステーションとは、2016年9月1日に「南郷トンネル入り口」交差点近くにオープンした新しいショッピングプラザです

東逗子の#910からは桜山を一山越えたところで、距離にして約2キロ。

さして遠いわけでもないのですが、気軽にチャリなんかで行こうとするとかなりシンドイ。なにしろ「一山越え」て曲がりくねる激坂なのであります。

というわけで、今回は住人さんの車でサックリ山越え。

到着したのは開店時間前の8:45!

激混み!を想像して早めに向かいましたが、さすがに開店前の行列はすでに収まり、パーキングエリアも穏やかな様相w

葉山ステーション

開店は9時につき、ドアはまだキッチリ締まっておったのですが、妙に盛り上がる910住人の女子4人。

葉山ステーション

適度に年齢もばらけていたこの女子4人、「なんだかこれ、海街ダイアリーの4姉妹みたいですねっ♡」とキャラを当てはめて喜ぶのは、末娘のW。

葉山ステーション

やらせ感バリバリのアド街ック風な指差しポーズしたりしてw

この「日の出園」さんは、葉山ステーション裏の山の上・長柄にお店があるようで。

葉山ステーション

ほうじ茶や宇治抹茶など日本茶ソフトなどを販売。

コーヒーは、葉山御用邸交差点に小さな、でも葉山を代表するコーヒー豆専門店の「FIVE★BEANS」さんから。

葉山ステーション

と、ワイワイ言ってるうちに玄関口がオープン。

 

さてえっと。

店内ですが、大きく分けて

◎逗子・葉山地区を中心に展開する「スーパースズキヤ」もの

◎葉山発信アンテナショップもの

◎葉山・三浦地域の生鮮品もの(三浦半島産の生鮮物を広く流通)

の3つに分かれるんでしょうか。

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ツールド東北牡鹿半島チャレンジグループライド 自転車で感じる被災地の今

自転車の力で被災地の復興を支援するツール・ド・東北。

今年も9月17日と18日の週末に開催されました。

毎年新しいコースが加えられながら4年目を迎えているのですが、今年の新コースは牡鹿半島リアス式海岸の入り江や金華山を眺めながらグループで走る100キロというもの。

「グループライド」というのは、走行管理ライダーのガイドに従いながら、約10人が1グループになって一緒に走るもので、いわゆる、タイムを競わない「ファンライド」スタイル。

というわけで!!

その「牡鹿半島チャレンジグループライド」(17日開催)に参加してきました!

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

朝8時半。霧がかかって蒸し暑い天気模様。

でも、かんかん照りよりこれくらいの曇り空の方が走りやすいのかも?

スタートしたらだんだん空も晴れて来て、道の状態も超快適、周囲の田んぼは緑のグラデーションに色づき、本当に気持ちよい。

美しい東北の風景の中を走れる幸せであります。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

このライドは、コース上にある数カ所の休憩ポイントを巡りつつ、地元の方から被災地域の「いま」についてお話を聞きつつ、さらには、地元食材、旬の美味しい食べ物を頂きながら100キロを走ると言う贅沢なライドなんですね。

まず最初のポイントは、約20キロ走った後の女川駅前エイドステーション。

完成したばかりの女川駅舎。ウミネコが羽ばたく姿をイメージしているとのことですが、明るい木の色が良い感じ。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

女川駅前には足湯もあるし、駅舎の中には温泉もあったりでおもてなしあふれる設備がステキな駅でした。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

駅舎の中に温泉があるって斬新。でも、電車に乗るギリギリまで温泉に浸かっていられるって、寒い冬には幸せすぎるかも。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

さて、チャレンジライドのエイドスポットとして、ここで頂く地元食材は笹かま。

語り部さんのお話を聞きながら、仙台の名産品である笹かまを頂きます。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

震災時には大きな被害を受けた女川は、まだまだ嵩上げの工事中の箇所も多く観られましたが、駅前商店街が昨年12月にオープンしたりなど、徐々に回復している様子が伺えます。

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嵩上げ工事中の駅周辺。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

 こちらは女川駅改札。バス停の趣ですが、JRの駅構内です。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

17日の100キロライドの休憩所は全部で5カ所。

女川駅のあとは牡鹿半島に入り本格的な山岳コースの始まり。

おしか御番所公園、おしか番屋、旧萩浜支所跡地、県慶長使節船ミュージアムで止まりながら進みます。

御番所公園以外の4カ所で語り部さんからのお話を聞かせて頂いたのですが、5年前の震災を受け止めながらも、地に足つけながら「いま」を力強く暮らしている様子に、改めてこちらの気が引き締まる想い。

御番所公園からの金華山の眺めは美しかったなぁ。

霊山である金華山は、3年連続でお詣りすると一生お金に不自由しないと言われるそうでー。

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せめてあと2年、同じようにこのルートを通りたいものですw

さて、途中のコバルトラインは斜度もキツく、結構な坂道で苦しいところ。

今回、コバルトラインの一部を一般車両の通行止めのおかげで車を気にする事なく眺めを楽しんで自転車に乗れたのは贅沢でありました。

つぎのエイドはお昼に合わせた鮎川エイドステーション。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

鮎川は捕鯨や関連産業で栄えた街。なのでお弁当のおかずはクジラのステーキ。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

クジラのステーキ、そばのグリルでBBQしたものを詰めてくれるんです!

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

メカブのお味噌汁も、アサリとわかめの和え物の味付けも地元食材がふんだんに浸かってあり、とても美味しかった。

そして語り部の方から、当時の状況、そして今の復興状況についてお話。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

今はこんなに穏やかな海からは、津波の恐ろしさはとても想像できないです。

後ろを振り返ると今は駐車場になっている更地。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

向こうの方の家は、波が到達しなかったため幸い残ることが出来たものの、手前の家は全てさらわれてしまったとの事。

ここにも全て家が建っていて、人の暮らし、家族の暮らしがあったのだと思うと本当に切ないですよね。。。。

 

萩浜(おぎのはま)エイドステーション。

ここは、震災前は石巻市荻浜支所が建っていた所だそうです。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

津波が発生した時に、保育園の子供たち含む付近の住人さんを2階に避難させ、最後は屋上にハシゴを渡して避難して一夜を明かしたと言いいます。

荻浜は日本のカキ養殖の父である宮城新昌氏をたたえる顕彰碑が立っていたのが、津波で真っ二つに折れてしまっていて、その石の大きさや厚さを考えても凄まじさが伝わります。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

テントの場所は当時から駐車場だったそうですが、向こうに広がる土地には当時は60軒弱の家並みがあったとのこと。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

ここで生まれ育った方たちにとっては、本当に全く違う風景になってしまったんだろうなとお察しします。

石巻から女川へ向かったライドの途中、道路の脇にはたくさんの仮設住宅が今も残っていました。

語り部の方たちが一様に口を揃えて語ってくれた事ですが、「住居は整い始めてきたけれど、仮説住宅が無くならない限りは、復興は終わったとは言えない。そして、今からは、心のケアが本当に大事になってきている」と。

仮説に住んでいる限りは、根っこをはやして生きていこうと心に決められる土地や場所に出会えていないという事なんですね。

復興への道はまだまだ続くと感じる瞬間。

最後のエイドは、宮城県慶長使節船ミュージアムの隣にあるサン・ファンパーク。

今から400年前にここ石巻から出帆した慶長使節団の記念館。

ここでは魚介のBBQとずんだシェイクを頂きつつ、最後の語り部さんからのお話。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

コチラは使節船のレプリカ。

なんと、震災の津波にも耐えたそうです。

ツール・ド・東北2016牡鹿半島チャレンジグループライド

ここが最後のエイド。あとはゴールまで残り10キロちょっと。ここら辺から雨が降り始めたのと、車の多い市内を走るので、車に注意しながらゴールの石巻専修大学を目指して走行完了。

 

走りごたえのある100キロコースでした。

美しい南三陸の風景を眺めながら走れると同時に、エイドごとの語り部さんや地元のボランティアの方たちとの交流やふれあいがあったり、地元の美味しい食材を頂いたり、本当に盛りだくさん。

「応援してたら応援されてた」が大会のテーマなのだけれど、自転車で被災地を巡りながら現地の様子を肌で感じている中で、現地の皆さんの元気なパワーに自分たちが元気になっていくのをしみじみ感じた100キロ。

人は、人との触れ合いや交流によって気づきを得る事が出来るという事を改めて感じる事ができました。

震災で失ってしまったものは戻って来ない中、いろいろな想いをお互いに抱えながら、それでも、ひたすら前を向かっている皆さんの姿にどんなに勇気をもらったことか。

大事なのは「今」と「これから」ということを強く感じた1日でした。

大会に関わって下さったみなさま、ボランティアの皆様、そして一緒に走ってくれた仲間のみんな、本当にありがとうございました。

 

こちらの動画では、この100キロのダイジェスト版として雰囲気を感じる事が出来るかと思います。 


【ツール・ド・東北 2016】牡鹿半島チャレンジグループライド(9/17)

海宿グッドモーニング材木座 鎌倉を遊び尽くすためのゲストハウス

材木座の海を目の前に建つゲストハウス「海宿 グッドモーニング材木座」が、8月、オープンしました。

それで、早速行ってきました。

っつか、正直に言いますと、このゲストハウスのオーナーが知人という事もあり、オープニングレセプションに行って来たのです。

(なので、実は、まだ泊まってはいない。汗。)

オーナーである坂口弥寿久さんは、Great Earthや自治体と連携したスポーツイベント、大会を数多く企画運営している、言わば、遊びの達人。

そんな彼が企画したゲストハウスとなれば、遊びとリラックスを織り交ぜた素敵ハウスになっているに違いないと思って向かったのですが、それがもう、目の前に広がる海と一体になれる、最高に気持ち よい仕様に仕上がっておりました。

 

 

宿泊は、女性専用のドミ、男性専用のドミ、そして個室が3室がありまして

海宿グッドモーニング材木座

どれも朝食付きなんですが(この朝食もポイント)、ドミは一人5,000円(税別)から。

海宿グッドモーニング材木座

個室の場合、価格帯は一人7,000円〜8,000円(税別)

そして、どの個室部屋からも材木座海岸を見渡す事が可能。

↓ コチラは、純和室な造りの海側に面した六畳和室。部屋名「富士山」

海宿グッドモーニング材木座

 「御用艇」という名前のお部屋(海側個室 洋室八畳)がこちら ↓

海宿グッドモーニング材木座

「海宿Good Morning 材木座」のシンボルである丸窓があり、

海宿グッドモーニング材木座

 こんなインテリアがあるお部屋は、海川個室 洋室六畳の「和賀江島」

海宿グッドモーニング材木座

 

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