2016葉山芸術祭・しおさい公園の竹あかり展が素晴らしかった
4月23日から5月15日にかけて葉山一帯で行われている葉山芸術祭。
葉山芸術祭とは、生活と共にあるアートや音楽を通じて新たな地域の関係を生み出すアートイベントとして長年親しまれてきているものイベント(今年が24回目)
その中の竹あかりツアーというものを見てきました。
5月3日と4日の2日間のみの展示で時間も18:30から20:30だけという儚いものなのですが、これが非常に良かったのでした。
私が到着したのは3日の夜19:30頃。
すでに辺りは真っ暗な時間帯。
この日、外は風がかなり強かったのですが、庭園の中は松林で遮られているからか、風はなくとても穏やか。
様々な意匠を凝らしてくりぬかれた竹の芯にキャンドルがたくさん灯されてあり、とっても幻想的で本当に美しいのです。
庭園の池の水面に灯りが映えているところもあったり。
友人は、ちょうど薄明かりの頃から現地に着いていたので、刻々と灯りが際立っていく経過も見れたようです。
この竹は、葉山では伝説の海の家である「ブルームーン」と「オアシス」が伐採や展示などの製作サポートをしているらしいです。少しずつ、夏が近づいてきている気配を感じます。
今日(5月4日)、残りあとわずか2時間。
近くにいる人には是非訪れて欲しいイベントでした。
来年もまた来たい。
三崎が本店のミサキドーナツ。逗子店の雰囲気はオススメ
本店が三崎にあるから「ミサキドーナツ」。
三崎口本店、鎌倉由比ヶ浜通り店、逗子店が路面店、そしてモール店舗として港南台バーズと、神奈川に合計4店舗。
当たり前ではありますが、三崎〜鎌倉〜逗子のお店の雰囲気や個性はそれぞれ少しずつ違いまして、個人的には逗子店が一番お気に入りなんですね。
最寄駅は京浜急行線の「新逗子駅」、京急バスなら「新逗子駅」を降りたところ。
店内の広さと席数、インテリア、DIYの雰囲気など、全ての面で「ドーナツ屋さんらしい感じ」がバランスよく整っていて、可愛らしさが際立っているのがココ逗子店。
続きを読む大人数の仲間でエスニックなら逗子Aroi(アロイ)
逗子銀座商店街入り口交差点の角に位置する逗子のエスニックAroi(アロイ)。
JR逗子駅から海岸方面へ向かって約5分歩く程度の距離でしょうか。
「Aroi」とは、タイ語で「美味しい」と言う意味なのでタイ料理を想像するところだけれど、むしろ「エスニック全般」と思って入るべし。
その方がメニューを見た時に気分が盛り上がります。
というのも、とにかくメニューが豊富。
分厚いメニュー2冊にぎっしりアイテムが並んでます。
というか、豊富過ぎる。むしろアイテムが豊富すぎるのが難点とも言えるほどか。
この時はランチタイムに入店したので、ランチメニューから選ぼうとするも、フォーだけで9品目(フォーってタイ料理でなくてベトナム料理ですしね)。
ランチプレートで3セットあって、ここにもミニフォー。
丼ぶりもあり、それぞれにお得なセット(フォー+半チャーハン)があったりする。
そこに加えて「大人気な一品」と謳われるページあり、「グランドメニュー」なるものも。
また、アラカルトやおつまみもたくさんあるので、その組み合わせたるや無限大。
普段からメニューからオーダー品をさくっと決められない人(つまり私とかw)が入ると 無限の「メニューが決められないループ地獄」に陥ります。
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鎌倉ベルグフェルド。長谷の大仏様観光ついでに寄りたいドイツパンとケーキのお店。
春ですね。
鎌倉にも春がやってきました。
季節に関係なく一年を通して観光客が多く訪れる鎌倉という中で、やっぱり訪れたいのは鎌倉の大仏さま。そのその大仏さまの高徳院へ江ノ電長谷駅から歩く途中の交差点を曲がったところにあるのがこちらのカフェ ベルグフェルド。
ホームページを読みますと、何でも創業は1980年に神戸の地でとのこと。
初代社長は30歳を過ぎて第一次世界大戦前のドイツパン製法を修得したというのですから、すごい転身です。
そして、本店を鎌倉雪ノ下に開いたのが2010年とな。
今ではお店はすっかり長谷の顔になっているような気がします。
お店に入ると、すぐにカウンターと販売用のパンが並んでいるのが目に入ります。
が、本日はテイクアウトではなくてランチ希望ということで奥へと進みます。
店内、なんだかドイツ菓子・パン専門店特有の匂いがする気がします。
続きを読む浪人生・受験生を持つ親御さんへ。この時期にこそ始めたいこと。
(photo by yuka Y)
今年も残りわずか一ヶ月を切りました。
受験生・浪人生にとっては最後の模擬試験が終わり、模擬試験結果と自分の目指す学校との判定を照らし合わせていろいろな想いが揺れ動く時期。
かく言う私も去年の今ごろは浪人生の母でしたが、1年前を振り返り、そしてその時期を終えた今だからこそ改めて想う事をいくつか。
当然のことだけど、本人達が一番大変なんだ。
本番まではあと2ヶ月。
最後の模擬試験の結果に一喜一憂しがちな時期。
実は、うちの息子の模擬テスト結果は、志望大学への判定はほぼ全てE判定でした(笑)
息子は結果を見ながら表面では平静を装いつつ内心アレコレ考え、親も子供の将来を思って何かを思い、互いにぐるぐる回る心境と心境。
この時期、親御さんは「ぐっとこらえて子供を信じて」とか言われますけど、手放しで子供を見守ることができる親なんてそうそういないと思いますよね。
でも、やはりここは周囲は何を言う事なく見守るしかないし、子供たちは残りの2ヶ月間、目の前の事に集中できることが一番大事なわけです。
親も自分のチャレンジを見つけよう
子供に注意を向けずにいることが難しいのに信じて見守らなければならない時、親がしたら良い事。
子供の日々の健康管理や食事の準備は大事な一つですが、それと同じ位に、
親も「自分の事」で必死になること
も一つの方法かなと思います。
先日、あるセミナーで浪人生のお母様とお話する機会があったのですが、彼女自身がそこで学びたいテーマを見つけながらも「今は娘が浪人中なので、親の最後のツトメとして受験が終わるまでは我慢します。」とおっしゃられたのです。
私は「子供が浪人中だからこそ、親は自分のやりたい事を始めたらいいのに。」と思います。
ここにはいろんな考えがあるとは思いますが、この時期だからこそ、親が子供以外の何かに注意を向けても良いのではないかと思うのです。
もし一生懸命になる内容が「目標を決めての勉強」だと、子供自身が抱えている試験への大変さ、プレッシャー、緊張感などに共感できるようになって尚更良かったりします。
私自身最近ある国家資格取得に挑戦しまして、そこそこ大変だったのですが、その時に一番良かったのは、息子や娘の大変さを身を以て感じられた事でした。
私自身も学生・受験生時代を経験してますし、試験の時には大変な思いをしていたのでキツい気持ちはわかっているつもりだったのですが、実際に再びリアルで試験を受けようとしてみるとそれは大層なプレッシャー。しかもかなり大変なチャレンジでした。
娘も「全ての親は試験勉強をして子供の気持ちを知るべきだよ」と言ってましたが、勉強する立場の気持ちをわかるには、体験するのが一番ですよね。
そして親が何かを勉強して何が得かというと、自分も何か(資格も含め)を習得できる事です。まさに一石二鳥。
親が自ら行動する事、そして自立した個人同士として良い循環が流れる動きを、親の方が先に生み出すようにできたら素敵だと感じます。
子供が試験を終えて巣立った時に親はどうするのか。
以前、息子のセンター入試が始まる直前に書いたブログがあるのですが、そこに以下のような事を書いておりました。
後は必要な力が出せる様にスイッチを入れるだけ。
かーさんは、そのスイッチは「試験の先にある人生のワクワク」を思い描けたらONになると思ってる。
「試験の先にあるワクワク」
そう、子供は試験を終えたら新しい人生のスタートを切るわけですよ。
さてその時、親としての自分はどうするか。
そこから改めて「これからどうするか」を考えるのでも良いのですが、お子さんが大学生になった時に「子供ロス」にならない様に、と言うよりむしろ大学生になったと同時に自分も新しいスタートを切れる様に今からチャレンジのスタートを切っておく。
「幸運とは準備がチャンスと出会う事」という言葉がありますが、何かにチャレンジしようとして実際に行動を始めている人のところには、不思議とラッキーが訪れてくるものなんですよね。
3ヶ月あったら人生は変えられる
そうなんですよね。
3ヶ月あったら、人って結構いろんな事が出来ます。
絶対無理と思っているフルマラソンだって、3ヶ月きちんとトレーニングしたら完走できる様になるものなんですが、絶対ムリ→やってみたら出来た!という時、人はものすごい価値観の転換を経験する事が出来るのだと思います。
以前私はこの事実に気づいて、1年間で人は4つも人生を変えるような事に挑戦できるんだと愕然とした事がありますが、そこまでしなくても(笑)何か一つにチャレンジする事も可能ではないでしょうか。
何かを始めない言い訳はいくらでも作れるものですが、何かを始めた人は人生を変えられる。これは間違いないと思っています。
最後に、自分のチカラを信じる
自分の力、可能性を信じてみること。
実は、自分の力を心から信じられる人は、子供の力も信じることができるものです。
子供の力を信じましょうよ。
つまり、自分を信じましょう。
そうすると、「我慢する」という発想も行動もなくなります。
まとめ
浪人生・受験生にとってはもちろん、親御さんにとっても大変で大切なせっかくのこの時期だからこそ、来年の春に何か新しい事を始められるような準備を親御さんご自身が始めてみること。
すぐに結果にならなくても、きっとそれは将来の何かに繋がるはず。
せっかくのこの時期、チャンスに変えるためのアクションを自分から仕掛けてみる。
待つだけでなく、事を自ら始めてみることを心からお勧めします。
それは、寄り添う事が可能な時期の子供を持つ親として、子供と共に何かを頑張れる最後のチャンスだと思います。
【糸島〜壱岐SUPツアー】SUPで巡る秘境がスゴすぎる・壱岐島編
糸島〜壱岐をSUPで巡ろうと始まった視察ツアー。
前編の糸島に続いて後編は壱岐島編。
前編の糸島紹介記事はコチラから↓ ↓
さて。
糸島での滞在を終え、唐津港からフェリーに乗って壱岐島へ向かった2日目。
到着したのは雨上がりの印通寺港。
空と雲の感じが既にダイナミックジャパンですな。
ちなみに、壱岐島は歴史の非常に古い島でございまして。
まずは元寇の舞台として知られているのが有名かと思われますが、魏志倭人伝に国の場所と王都の位置が両方特定されている遺跡があったり、神道の始まりと言われる月読神社があったり、いろいろスゴイ島なのです。
ということで、わずか1泊という非常に駆け足短期滞在ではありましたが、今回もかなり濃密な時間を過ごしました。
まずは壱岐島観光案内から。
1、壱岐の自然が創り出した不思議な猿岩
黒崎半島の先端にある高さ45mの海触崖の玄武岩。
その姿は、まさに横を向いたサル!
心なしか、その昔見たSONYのウォークマンのCMを思い出す(時代がわかるw)
巨大サルは夕陽を眺めながら何を想っているのでしょう。。。
お約束の、こういうポーズ。
そして、ここから少し場所を移動して夕陽ど真ん前のマル秘スポットへ。
ここでは夕陽をつかんで元気玉!
2、神道の始まりと言われる月読神社
この小さな島の至る所に神社があるそうで、大小合わせて1,000とのこと。
そして、この月読神社が神道の始まりと言われているそうです。
やはり、壱岐には何かがあるんでしょうねー。
3、大浜の朝焼け
観光スポットというより海水浴場として白砂が素晴らしい大浜海岸。
この日は満月。
東に朝日、西に沈み行く満月を見ながらの朝焼けにはまさに地球と宇宙の関係を感じられるダイナミズム。
早起きして良かった!
そして、その朝焼けの肌寒い中、興奮しながら一人SUPクルージングする村田隊長。
4、SUPで遊ぶなら辰の島へ行くべし
玄界灘のエメラルドと呼ばれる辰の島。
ここは、SUPに少し慣れている方なら勝本から漕いで渡る事も出来る距離。
村田隊長ら男性陣は勝山港隣の串山キャンプ場をSUPで出発、私たち女性陣は荷物を持って遊覧船で出発。
(遊覧船は3月から10月までは定期便、その時期以外は予約運航で船が出ているので、一年中行く事が可能です。)
下の動画は、SUPで上陸した村田さんが撮影したものですが、海の青さ、砂の白さ、興奮度合いがもろ伝わってきます!
上陸後は、お昼を食べるためにちょっとした山登り的ハイキングをしつつ蛇が谷(じゃがたに)を目指します。
結構険しい一本道。
植物も低木が多く、お花も高山植物のようにすら見えてくるw
名所断崖の「蛇が谷」登頂、そして待ちに待ったお弁当。
しかしここでもあっという間に上空を旋回し始めるトンビ達!
ヤツらに大事な塩握りをかすめ取られないよう、皆で外向いて監視しながら食す図w
絶景での腹ごしらえを終え、 いよいよSUPで辰の島探検開始。
もうここら辺は言葉は不要。
写真でその素晴らしさを少し味わって頂ければ。。
少し漕ぎ出るだけで、裏手にはこんな表情が。
あんまりにも気持ちよかったので、海に入って泳いでしまいました。
SUPの時はウエットスーツ着用なので多少水温が冷たくても問題ないのです。
本当に気持ちよかったー。
あっという間に島に戻る時間がやってきて。。。。
お迎えの船に乗る前に、なんとなく”ワンピース”風記念撮影。
壱岐!
3人はSUPで戻りましたが、私たちは荷物と共に遊覧船で。
ちなみに、辰の島遊覧についてはコチラからどうぞ。
5、壱岐グルメ紹介編
まずはイカ!
そして、壱岐でイカを食すならまる辰さんが素晴らしい。
今回は、非常に運良く「壱岐剣(いきつるぎ)」というブランドイカを頂く事が出来ました。なかなか入荷しづらい時期だったとのこと、本当にラッキー!
そして、イカの食べ比べも。
同じイカなのに色味も違うし、歯ごたえや甘さも微妙に変わるんですね。
それよりも今回衝撃だったのは、新鮮なサバキたてのイカって、斑点がネオンのように点いたり消えたりするんですね!驚いたー!見てて飽きなかった!!
そして、身を食べ終えたら、ゲソは天ぷらにして下さいますが、当然美味しい。
天ぷらは、塩で頂くのが甘さが際立ってやっぱり良い。
ブランド中のブランド。壱岐牛のブランド歴史古すぎる!
壱岐牛は壱岐で生まれ、壱岐で育てられた純粋培養の牛。
黒毛和牛のブランドとして昔から名高く人気なのですが、甘くて、外はカリッと中がとろとろに柔らくて素晴らしかった!
壱岐の美味しい空気と草を食べて育った牛さん、ありがとう。。。
ところでどうも、壱岐牛というのは弥生時代から育てられていたそうですね。
いろんな「ブランド」の歴史を聞きますが、弥生時代からって古すぎるぞ。
スイーツ編:イソギンチャク&あんこ
壱岐スイーツとして、見事に私たちの心を鷲掴みにしたのがコチラ。
名前はわかりませんが「イソギあん」とでも呼ぼうかw
うん。壱岐の海にはこんな生き物が住んでいそう。
抹茶風味のどら焼き風な皮の中にアンコが包まれています。
アンコもしっかりした甘さ。こういう田舎スイーツ、すごく良いです。
番外編:固さに驚く壱岐豆腐
さらに番外編というには申し訳ない「壱岐豆腐」。
豆腐好きなんで、島の駅で見つけた時に壱岐出身のSさんに薦められたのもあり、迷わず買いました。
思い切りお箸で挟める程固い。壱岐のお塩で頂くと一層豆の甘みが一層感じられて箸が止まらない。
沖縄の島豆腐にもにているかな?
南国は水分少なめに作る方が痛みが少ないからだろうか。
お豆腐好きにはたまらない風味でした。
以上、壱岐は1泊では本当にもったいない。
壱岐の海はSUPで遊ぶのが最高だということがよくわかった旅。
ボードで移動しつつ、青くて透明な海の上、ボードにゆられながらのんびりおしゃべりするのも、ただキラキラ光る海面や夕暮れを眺めるのも楽しそう。
次回来るときはもっと滞在して、島の人との関わりも作ろうと決意。
次は春かな。